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Feature 2 特集2 グループ会社の新領域拡大

未来予測が困難と言えるほどのめまぐるしい世の中の変化を背景に、社会を取り巻く課題は年々、複雑さを増しています。NTT西日本は、地域社会や企業および行政、教育やヘルスケア、スポーツ等の専門領域に至るまで、さまざまな組織やフィールド、そこに関わる皆さまが直面する問題にともに向き合い、ICTを基盤とする新会社の創出、事業の新展開を図りながら、グループ総動員で多種多様な課題の解決/分野の発展に挑んでいます。

~地域課題の解決へ~

地域創生活動を後押しする「地域創生Coデザイン研究所」 2021年7月設立

近年、少なくない地域社会が少子高齢化や人口減少をはじめとしたさまざまな社会課題に直面している現状を鑑み、NTT西日本は2019年6月以降、各府県の30支店にてそれぞれの地域の事情に沿った地域創生に取り組んでいます。2021年7月には、その活動を支える会社として「地域創生Coデザイン研究所」を設立しました。人々の暮らしに寄り添い、対話を通じた「課題探索」にはじまり、その解決に至る持続的な仕組みの「社会実装」までを視野に、同社と30支店が連携し、グループ各社・各部、パートナー企業・機関のアセットを総動員しながら、地域課題解決コンサルティング、地域データを活用したデジタルサービス、自治体等への政策策定支援を軸に、地方自治体や地元企業・組織、それらの連携体の活性化活動をトータルにサポートしています。

いずれも、地域の皆さまに寄り添いながら、それぞれが抱える想いを丁寧に確認し、地域社会に積極的に関わりつつ、その未来にまで思いを巡らせた取組みを推進中です。各地域に暮らす皆さまが主体的に共創し活力を維持していける未来社会の実現へ、次の時代やテクノロジーの新たな可能性に目を向けつつ、持続的な地域社会への変革を後押ししていきます。

町屋ホテルのイメージ

訪問客の減少や二次交通の整備の遅れ、局所的なオーバーツーリズムとそれに伴う住民の満足度低下など、昨今、少なくない観光地が課題に直面しています。持てる潜在力を活かし切れていないケースも多く、サステナブルな観光地およびそれを取り巻く社会の実現に向け、効果的な誘客やストレスフリーな観光等を可能にする仕組みの導入、観光DX等の施策が求められています。

水運・海運の発達により古くから交易地として栄え、豊富な観光資源を有する福井県坂井市三国湊エリアも、そうした課題に悩まされる地域の1つです。NTT西日本は10社のパートナー企業との共同により、地域活性化や住民生活の向上も両立させるサステナブル・ツーリズムを実践していく新会社「Actibaseふくい」を2022年10月に設立し、三国湊エリアを世界から選ばれる魅力的な観光地として活性化していくための挑戦をスタートしました。

Actibaseふくいが見据えるのは、地域との連携による三国湊エリアの魅力の最大化です。NTT西日本グループのデジタル・データ利活用のノウハウと幅広いネットワーク、パートナー企業の多様な強みを駆使し、伝統建築を活用した観光資源の磨き上げ、ターゲットへの効果的な情報発信、観光客満足度の向上施策等の取組みを推進しつつ、三国湊の活性化に貢献していきます。

  • ※NTTアーバンソリューションズ、株式会社熊谷組、住友林業株式会社、株式会社福井銀行、福井信用金庫、セーレン株式会社、株式会社福井新聞社、福井放送株式会社、フクビ化学工業株式会社、北陸電力株式会社

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