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ホーム  企業情報  NTT西日本グループのサステナビリティ  CASE 地域の輪で食品残渣を削減 地域食品資源循環ソリューションの推進

「自然(地球)」との共生

CASE地域の輪で食品残渣を削減
地域食品資源循環
ソリューションの推進

NTT西日本グループのNTTビジネスソリューションは、
食品ロスという社会課題に着目し、株式会社ウエルクリエイトと
パートナーシップを結び、食品資源を循環させるソリューションの
推進に取り組んでいます。

Social Issue
食品ロスにより生じている
深刻な社会課題

食べ残し、売れ残りや賞味期限が近い等の理由で、まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」問題。世界には食料が行き届かず飢餓で苦しむ大勢の人々がいる一方で、日本では年間600万tもの食品ロスが発生しています。

食品ロスといっても、廃棄物が増加するというだけの問題にとどまりません。食品廃棄物を処理する過程では大量の温室効果ガス(GHG)が発生しています。特に水分が多い生ごみの処理には多くのエネルギーを要します。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、2010~2016年に排出されたGHGのうち、10%近くが食品ロスに起因して生じたGHGでした。

さらに、食品廃棄物の処分コストも食品関連事業者にとって大きな負担となっており、これらすべてを解決するソリューションへの期待が高まっています。

Solution
食品ロスを取り巻く
さまざまな社会課題を
解決するソリューションを構築

食品加工工場や飲食店等で日々発生する食品残渣。これらを廃棄することなく、資源として大地に返すという発想から生まれたのが地域食品資源循環ソリューションです。地域の食品関連事業者・リサイクルセンター・農家をつなげ、この中で資源循環するしくみを構築しています。残渣は敷地内の装置で一次発酵し、リサイクルセンターに運搬された後、さらなる発酵工程を経て、農家で完熟堆肥として畑で使用されます。特徴的なのは、これまで難しいとされていた野菜や果物等水分を多く含んだ残渣の堆肥化が可能であること、良質の堆肥づくりに必要な温度管理等にNTT西日本の情報通信技術が一役を担っていることです。また、関連先との密なコミュニケーションを大切に考え、社員自ら現場に飛び込み、農作業や分析を重ねた結果をソリューションへとつなげ、課題解決を確実なものにしています。

Social Contributions
ソリューションの可能性を
最大化し、地域を活性化

本ソリューションは食品ロス削減への貢献はもちろんのこと、残渣の廃棄処理過程で本来生じるCO₂や廃棄物処理コストの削減という効果も実証されています。年間の廃棄処理時のCO₂排出、処理コストをともに5分の1削減することができた導入事例もあります。この結果を受け、2021年10月末時点で25カ所に設置しているリサイクルセンターは順次増設し、循環の「輪」を広く展開する計画です。

さらにこのソリューションが有する可能性を最大化するために、食品残渣に限らない有機系資源の堆肥化の実証実験も進めています。今後も、地球環境を保全し、コロナ禍で打撃を受けた食品事業者の活力を高め、地域全体を元気にしていく私たちの使命を果たすために、課題を抱える方々に寄り添い、共に解決に取り組んでいきます。


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