「Well-being(幸せ)」の最⼤化新しい働き方・職場づくり
安全労働の推進
- 基本的な考え方
- すべての社員の職場での安全を確保するとともに、快適な職場環境の促進をめざしています。
視える化指標労働災害の根絶
労災事故の発生件数(社員の労災、設備工事中の事故) | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 | 関連するおもなSDGs |
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0件 | 0件※ | 0件 |
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- ※自責:NTT西日本単体での件数
推進体制
労働安全衛生の確保を確実なものとするために、労働基準法および労働安全衛生法等の関係法令等を遵守しています。そのうえで、「安全管理規程」および「健康管理規程」を規定し、各事業場において整備している安全衛生管理体制の下、総括安全衛生管理者を選任し、その配下に安全管理者、衛生管理者(小規模事業場では安全衛生推進者)を配置しています。
また、常時従事する社員等が50人以上の事務所では、安全衛生委員会を設置し、さらに健康管理医(産業医)を選任しています。各事業場の具体的な個別業務に応じた措置は厚生労働省令に沿った対応とし、NTT西日本グループ全社員の健康診断の実施義務を徹底するとともに、長時間労働の把握・管理や低減に向けた施策を展開しています。
労働災害ゼロを目指して
NTT西日本における2022年度の労災事故は0件でした。
NTT西日本グループ全体においても、労働災害ゼロをめざし、安全労働を第一に作業現場の安全パトロール、安全点検、安全講習会、各地域単位での安全大会開催や作業環境の改善等、各種安全対策を積極的に実施するとともに、安全意識の醸成、基本動作の徹底にも取組み、事故の未然防止に努めています。
また、連携する通信建設会社を含めたNTT西日本グループ全体での取組みとして、労働災害の事例を踏まえた情報共有、再発防止に向けた注意喚起や協議を継続的に実施しています。
労災事故の発生件数※の推移

- ※自責:NTT西日本単体での件数
休業労働災害発生度数率の推移

安全意識の向上、安全確保に向けた取組み
NTT西日本グループは、過去に発生したような重篤事故を二度と起こさないために、年2回の安全推進強化期間を設定し、協力会社を含む全社員を対象に、正しいルールと手順の再確認、バーチャルリアリティを通じた疑似危険体験、トップマネジメントによる安全パトロールを実施する等、労働災害根絶に向けた取組みを強化しています。
2022年度は、NWカメラを活用した「安全の視える化」の導入拡大や活用徹底等に取り組むとともに、新たに人間の行動科学に着目した取組みを開始しました。
長時間労働の適正化
NTT西日本グループは、フレックスタイム制やリモートワーク制度・サテライトオフィスの導入により、社員が自身の環境に合わせた柔軟な働き方を実現する等、自律的に、メリハリをつけた働き方を実践できる環境を整備しています。
さらに、パソコンのログオン・ログオフ時刻をシステム上に記録し、労働時間を適正に管理している他、フレックス制度も活用することで、過重労働の防止に努めています。長時間労働者に対しては産業医による面談を実施し、健康管理に向けた適切な助言・指導を行っています。
労働者の一月当たり平均残業時間
労働者の一月当たり平均残業時間(時間) | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
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10.9 | 11.1 | 12.6 | 14.9 | 15.1 |