棚田保全活動を実施(佐賀支店)
NTT西日本 佐賀グループは2022年7月、佐賀市三瀬(みつせ)村中鶴(なかのつる)地区でみどりいっぱいプロジェクトの一環として「棚田保全活動」を実施しました。「棚田保全活動」は、2017年に三瀬村中鶴自治会とNTT西日本 佐賀支店との間で締結した「棚田保全活動協定」に基づいた企業ボランティアで、棚田地域と保全活動に取り組みたい企業・団体等をマッチングし、協定のもと作業が進められます。
三瀬村の北東部に位置する中鶴では地区全体で「安心・安全の米づくり」に取り組み、減農薬栽培等のブランド化をめざす活動や、都市との積極的な交流を図る農業体験やイベント等を行っています。
佐賀グループは主に草刈り作業を担当しており、今回で7回目の取組みとなります。2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の防止に努めるため中止していましたが、2022年は参加人数を20名程度に絞り込んで実施しました。
作業を開始する前に中鶴自治会会長から「コロナ禍にもかかわらず、早朝から暑い中お集まりいただき、草刈り作業に参加協力してくださるご厚意をたいへんありがたく受けとめております。通常であれば自治会のメンバーも皆さまと一緒に作業に取り組ませていただきたかったのですが、コロナ禍を考慮し、NTT西日本 佐賀グループの方々のみでの活動をお願いしました。ご理解・ご協力いただき感謝しております」との言葉をいただきました。
続いて、佐賀支店長からも「今回はコロナ禍での活動であることを考慮し、人数を限らせていただきました。少しでも、地域の方々のお役に立つことができれば幸いです。環境保全にもつながるボランティア活動を今後も継続していきたいと思っています」と挨拶がありました。
その後作業が始まり、参加者はイノシシ除けのフェンス周りに生い茂った雑草の刈り取りと竹林の伐採等を行いましたが、ワイヤーフェンスに絡み付いたつるを取り除くのは思いのほか難しく、炎天下での力仕事とあってすぐに汗だくになりました。
作業終了後は「フェンス周りもすっかりきれいになりました」と、自治会長からかけていただいた感謝と労いの言葉によって、参加者の皆さんも達成感を味わえたことと思います。「きつかったばってん、喜んでもろうてよかったばい(大変だったけど、喜んでもらってよかったね)」という会話も聞こえるなど、有意義な活動となりました。
NTT西日本 佐賀グループではこれからも地域の皆さまと協力し合いながら、このような地球環境保全・保護活動に継続的に取り組み、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然を大切に守り継いでいきます。
作業前
作業後