「2020秋の藤前干潟クリーン大作戦」へ参加(名古屋支店)
2020年10月31日、 清々しい秋空の下、年間100種類以上の野鳥が飛来しラムサール条約に登録されている藤前干潟・庄内川・新川河口付近にて「藤前干潟クリーン大作戦」が開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、NTT西日本 東海グループとして2020年度初のイベント開催となりましたが、社員や家族、退職者等45名が参加しました。これまで本活動は、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会事務局が主催し、春と秋の年2回、各会場600名近くが参加し行われてきましたが、2020年はボランティア活動などのイベントはすべて中止となりました。
しかし今回は事前申込み制で参加定員を半分程度に減らし、受付時にも体温測定と体調チェックを行う等、感染防止対策に万全を期しました。最初にセレモニーが行われた後、参加者は2班に分かれて徒歩で清掃場所まで移動しました。一時間ほどの作業で快い汗を流し、終わるころには堤防沿いに回収したごみ袋の山ができました。
近年は環境保護に対する意識の高まりから、投棄ごみの量も年々減少傾向にあります。そして、以前に比べてタイヤやスーツケースといった粗大ごみが投棄されることもかなり少なくなったように思います。とはいえ、河川敷周辺へのペットボトルや発泡スチロール、空き缶などのポイ捨ては、まだまだ多く見られます。
清掃活動終了後のイベントは新型コロナウイルス感染の原因となり得る「3密」を避けるため中止になり、午後からの「干潟観察会」、「ヨシ原保全活動」の体験も今回は見合わせることとなりました。
NTT西日本 東海グループでは、今後も伊勢湾へのごみの流出を減らし、藤前干潟の生物多様性保全活動に積極的に参加し、美しく豊かな自然環境の維持に努めます。また来年度には以前のように多くの方が参加できることを願っています。


