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活動一覧

千羽鶴の奉納を通じた授産施設の雇用確保に貢献(広島支店)

広島平和記念公園に奉納された千羽鶴をリサイクルして再生紙製造に向けた仕分けを行っている授産施設の作業に役立ててもらおうと、NTT西日本 広島支店は広島平和記念公園に千羽鶴を奉納しました。

2020年は被爆75周年の節目の年ではありますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、平和記念公園に訪れる修学旅行生や観光客が減少している影響で例年より千羽鶴の奉納も少なくなりました。

これを受け、広島支店では情報産業労働組合連合会(ICTJ)の協力のもと、丹精込めて折られた千羽鶴39束を広島市に拠点を置く企業や団体でつくる市企業等社会貢献活動研究会経由で平和記念公園に奉納しました。

千羽鶴は一定期間展示された後、リサイクルされて再生紙に生まれ変わることで奉納者から届けられた想いが生まれ変わります。NTT西日本 中国事業本部では一部これらの再生紙を使用した名刺を使用しています。

NTT西日本では千羽鶴の奉納を通じて授産施設の雇用確保や森林資源の保護等といったSDGsのめざす目標達成に貢献しています。

  • ※授産施設:身体障がい者や精神障がい者、家庭の事情で就業や技能取得が困難な方に対し、就労の場や技能取得を手助けする施設

「NTTみどりの森」除伐活動(広島支店)

広島市東区の広島県緑化センターに所在する「NTTみどりの森」では、2013年6月から広島県とNTT西日本広島グループで締結した「森林保全・管理協定」に基づき、同グループが生物多様性保全活動を継続して行っています。

2022年5月の活動には、社員とその家族等37名が参加し、のこぎりを手に、生育不良の木や曲がっている木の伐採除去を行いました。作業を通じて、薄暗かった森に陽光が射し込み、植栽した苗木がきちんと生育できる環境を整えることができました。

中四国地域のDX推進拠点「LINKSPARK HIROSHIMA」の設立(広島支店)

テクノロジーの進歩や社会の変容等に伴い企業や自治体を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、あらゆる分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まっています。なかでも中国・四国エリアは、それぞれ異なる気候、独特の文化を有し古くから多様な産業が存在してきたという地域性もあり、多くの領域でDXを求める声が挙がっています。こうした現状を踏まえ、NTT西日本は当社グループが保有するアセットに加え、中国・四国エリアに存在するリソースを活用してDXの加速を図るべく、2023年1月、西日本エリアで4拠点目となる共創ラボ「LINKSPARK 」を広島県広島市の基町エリアに開設しました。

「LINKSPARK 広島」では、お客さまのビジネスゴールの達成に向けて、取組みテーマの策定支援、デジタル人材やパートナー企業との共創サポート、ICT実証環境の提供を三本柱に、お客さまのDXをトータルコーディネートします。具体的には、デザイン思考を採り入れたワークショップや業界動向を踏まえたディスカッションの実施を通してお客さまの課題の具体化と取組み内容の明確化を図るとともに、データサイエンティスト等NTT西日本の専門スタッフや先進技術を有するパートナー企業との連携を後押ししつつ、DX実現までのプロセスをトータルでサポートします。また、AIエンジンやデータ分析に用いる各種ソフトウエアおよびハードウエア、高セキュアなデータストレージ、シームレスなクラウド等を利活用できる実証環境を提供し、目的に応じたPoC(概念実証)の実施、本格導入に向けたICT環境の整備まで支援します。

「LINKSPARK 広島」を拠点に、これまで当社グループが培ってきたDX支援のノウハウやデジタル人材を有効活用し、お客さまの広範囲かつ高度な取組みを手厚くサポートしながら、共創ビジネスの創出と運用を推進していきます。そして、地域社会における新たな価値創造とさらなる発展、社会課題の解決に寄与していきます。

小学校で「ライフライン防災教室」を開催(中国支店)

NTT西日本 中国支店は2022年10・11月の2日間、広島県福山市の小学校において、災害発生時に役立つ知識を学ぶことで防災意識を高める「ライフライン防災教室」を開催しました。本教室は、福山エリアのインフラ4事業者が合同で毎年2校を訪問し、実施しています。

本教室の内容は、大きく「全体学習」と「体験学習」の2つに分けられます。全体学習では、日本で起きている自然災害を紹介し、児童たちが暮らす福山エリアのハザードマップを確認。2016年に大雨の影響による浸水被害を経験していることもあり、児童たちが講師の話を真剣な表情で聞いている姿が印象的でした。

体験学習では、インフラ4事業者の各ブースで学習することができます。中国支店は、日本公衆電話会と連携し、公衆電話の使い方と災害伝言ダイヤル171を体験してもらうブースを出展しました。災害により自宅の電話や携帯電話がつながりにくい状況でも家族・親戚等と連絡を取れる方法があることを学びつつ、日頃から非常時の連絡先となる電話番号を決めておくことの重要性を伝えることができました。

今後も、NTT西日本 中国支店では、地域密着の取組みとして、災害対策の啓発活動を推進していきます。

  • ※福山市上下水道局、中国電力ネットワーク、福山ガス、NTT西日本 中国支店の4事業者

NTT施設内で障がい者施設の対面販売イベントを支援(広島支店)

NTT西日本 広島支店基町ビルで2020年12月11日、広島市内の社会福祉法人「もみじ福祉会」の施設利用者が作ったせんべいや雑貨の販売会を開催しました。新型コロナウイルス禍で対面販売イベントの機会が少なくなった施設利用者に安心して活動できる場を提供することを目的としたもので、障がい者施設製造物品の販売は初めての試みでした。

当日は障がい者施設の作業所で製造されているスイーツやスナックの品評会「ひろしまS-1サミット」でも評価の高い『「広島銘菓」もみせん』のほかオリジナルクッキー、パン、手作り雑貨等を販売しました。

用意した商品は1時間30分ほどで完売し、販売会に参加した施設利用者からも「またやりたい」との声を頂戴しました。物品を購入した社員も直接的に社会貢献をしているという実感を得られることから、NTT西日本としてもこうした販売会を定期的に開催していきます。

「NTTみどりの森」で除伐活動を実施(中国支店)

NTT西日本 中国支店は2022年5月、広島県東区にある「NTTみどりの森」において除伐作業を実施しました。除伐は、幼齢林の成長を促すために曲がって育ってしまったものや発育不良のもの等、不要な樹木を切り除く森林保全活動です。

天候の影響で日程が延期になったことで、当日の参加者は約40名と、例年よりも少なかったものの、社員同士が協力しながら枝を切ったり、切った枝を一定の長さに揃える等、怪我もなく除伐活動を終えることができました。

また、初めての試みとして、子ども用の工作ブースを設置しました。子どもたちがこの森林で拾った枝や木の実を活用し、思い思いの工作にチャレンジしました。さらに、まき割り機の体験も用意。割った木は、たき火用に持ち帰る姿もありました。

NTT西日本 中国支店は、これからもより良い樹木の育成環境の整備をはじめ、環境保護活動に積極的に取り組んでいきます。

  • ※NTTみどりの森は、2013年6月に広島県と締結した「森林保全・管理協定」をきっかけに、広島市東区にある広島県緑化センター内に設置しています。

「つうしんキッズわーるど」の開催(広島支店)

NTT西日本広島グループでは、夏の恒例イベントとなっている「つうしんキッズわーるど」を7月30日に開催しました。小学校3~6年生の児童とその保護者の方を招待し、高所作業車体験や、通信用のさまざまなケーブルを収容するトンネルであるとう道探検、光通信実験体験などを通して通信の仕組みを学ぶイベントで、毎回大変、好評を得ています。

毎年、プログラムを見直しており、2017年は「プログラミング学習」を新たに盛り込み、モノに対する情報の伝え方を研究しました。

終了後のお客さまアンケートでは、ほぼすべての子どもたちから「通信に興味がわいた!」との声をいただき、NTTグループが日本の情報通信ネットワークを支えていることがご理解いただけたと感じました。

今後も地域活性化に努めるとともに、次世代育成のために自分たちができることを積極的に推進していきたいと考えています。


NTT西日本グループのサステナビリティ