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NTT西日本グループでは、開発途上国の情報通信分野における発展に寄与することを目的として、技術協力専門家の派遣、日本政府からの要請に基づく研修生の受け入れ等を通じた国際協力活動を実施しています。
開発途上国からの要請に基づき、日本政府はさまざまな技術をもった専門家を開発途上国へ派遣しています。電電公社時の1960年10月にカンボジアへ長期専門家を派遣して以来、NTT西日本発足後も継続してカンボジア、インドネシア、タイ、バングラデシュへの専門家等の派遣活動を行ってきました。
NTT西日本グループは開発途上国における電気通信分野の発展に協力するため、1962年から開発途上国の研修生を受け入れ、電気通信に関する技術研修を行っています。
2019年度はアジア、太平洋地域の電気通信事業者から研修受け入れを行い、8カ国11名の研修生が受講しました。
研修では、設備設計や保守等の業務紹介のほか、とう道の見学やケーブル接続の実演等、現場での体験を通した幅広い研修プログラムを実施しています。
NTT西日本グループでは、身近で簡単に取り組める社会貢献活動として職場や家庭にある『使用済み切手の収集』を実施し、地域の福祉団体へ寄贈しています。
年間を通じて収集された使用済み切手は、郵趣家や切手商の方々に換金していただき、アジア諸国へ医師や看護士・保健士を派遣する海外医療協力の費用として役立てられます。