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LINE 12 ニッポンバラタナゴの保護・里山修復活動 みどりいっぱいプロジェクト

LINE 12 ニッポンバラタナゴの保護・里山修復活動/2012.12.15 NTT奈良グループ

ニッポンバラタナゴの保護・里山修復活動(12月)

生物多様性保全活動に奈良グループをあげて協力しています。

奈良グループでは、生物多様性保全活動の一環として、近畿大学農学部が実施している「*1ニッポンバラタナゴ保護・里山修復活動」に昨年から協力をしています。その取り組みのひとつとして、外来生物の駆除と稲刈りを実施しました。

ニッポンバラタナゴは、環境省の*2レッドデータブックにも登録されている絶滅危惧種で、奈良県では平成17年に近畿大学農学部により発見。その後、大学の敷地内で保護飼育をしており、生息環境を整える活動の一環として、里山の修復も行っています。

奈良グループでは、毎月1回程度、おもに保護飼育をしている池周辺の里山の環境整備活動に協力しており、外来生物の駆除と稲刈り以外にも、田植えや、それら作物を守るためのカカシづくりも行うなど、多くの社員やその家族も参加しています。

同大学で繁殖したニッポンバラタナゴは、現在、奈良県内の学校でも保護飼育をしており、今後はそれら実施学校同士をICTでつなぎ、環境サミットの開催を検討するなど、地域に密着した地球環境保護活動に貢献していきたいと考えています。

本活動への協力については、来年度も実施する予定ですので、近隣にお住まいの方など、参加いただける方のご連絡をお待ちしています。

現在この取組みでは100匹が1000匹超えで繁殖に成功しています。

H24年12月15日(土)に水を抜いた池からのニッポンバラタナゴ採りあげと池の底に溜まったヘドロの掻き出し作業を行いました。

まずは、池をすくった網からタナゴと外来生物の食用蛙のおたまじゃくしを選り分けします。ニッポンバラタナゴって、虹色に光る魚で、きれいな魚なので、ひと目で識別できます。

次に、底にたまったヘドロ(有機物)を、掻き出しました。ドロに足をとられての作業で、泥んこになりながらの作業でした。

ヘドロは、翌年、池に隣接する棚田の肥料として活用するそうです。

このような伝統的な里山の池の管理の実習を通して、ヒトの活動と貴重な野生動植物が共存できる空間作りを目指しています。

*1 全長が約6?で、日本国有の淡水魚。
*2 絶滅のおそれのある野生生物について記載したデータブック。

連絡先
NTT西日本-みやこ 奈良事業部 企画総務部
総務担当
Tel:(0742)21-4591

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