

使用済みのバッテリーは通常、製造元等へ送られリサイクルされる仕組みが蓄電池工業会などの元に確立しています。しかし、リサイクルされるバッテリーも使えるものもあり、バッテリーを分解してリサイクルするよりも、そのまま使えるようにリユースする方が、廃棄物の削減にもつながりますし、より長く使うことでコスト削減にもつながり、とてもエコな取り組みです。
NTT西日本グループのテルウェル西日本では、バッテリー再生サービスをH21年7月から開始し、H23年7月から小型バッテリーの再生を中心に本格的に稼働をおこない、お客様よりお預かりしたバッテリーを再生し、返却するサービスとして提供されています。
具体的には、火災報知設備や誘導灯、非常照明などのバックアップ電源として使用されていたニッケルカドミウム蓄電池やニッケル水素蓄電池を、独自の高周波パルス電流を流すことにより、バッテリーを活性化し、蓄電能力を新品に近い状態まで回復させます。
900mAh〜4000mAhの容量のバッテリーが、年間約27000個、バッテリーセンタに持ち込まれ、バッテリー活性化が行われ、各種の検査をうけます。6割以上のバッテリーが試験に合格してリユースされます。もちろん不合格品は通常のリサイクルにまわされます。
NTT西日本では、廃棄物の更なる削減に向けて、地球環境にやさしい取り組みを今後も推進してまいります。
なお、サービスに関する詳しい情報は、
テルウェル西日本 オフィス営業推進部 バッテリーセンタまで
http://www.telwel-west.co.jp/service/environment/battery/