
みどりいっぱい活動報告
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2025年度 秋の「藤前干潟クリーン大作戦」へ参加
2025.10.18 NTT西日本 東海グループ
2025年10月18日(土)、2025年度 秋の「藤前干潟クリーン大作戦」が開催され、NTT西日本 東海グループから社員とその家族、退職者を含む61名が参加しました。
藤前干潟は伊勢湾の中央に位置し、シベリアなど北方から渡ってくる鳥たちにとって重要な中継地として、国際的にも知られています。1992年にその価値が認められ、2002年にはラムサール条約湿地として正式に登録されました。
こうした環境は一朝一夕で守られるものではなく、地域住民や行政、企業が協力しながら長年にわたり保全活動を続けてきた努力の積み重ねによって維持されています。
今回、東海グループが清掃を行ったのは、名古屋市中川区にある庄内川と新川に挟まれた河口付近の中堤です。
これらの河川には上流から生活ごみが流れ着き、特に葦に引っかかったペットボトルや空き缶が目立ちました。放置すれば海へ流れ込み、生態系に悪影響を及ぼすだけでなく、マイクロプラスチックとして長期にわたり環境に残る恐れがあります。
当日は曇天ながら雨が降ることはなく、作業は安全に実施されました。
参加者はロープを頼りに足場の悪い河岸へ慎重に降り、泥にまみれながら漂着ごみを一つひとつ回収しました。堤防上ではペットボトルのキャップを取り外し、中身を捨てるなどの分別作業も行い、ごみ袋は次々と山積みになっていきました。
終了後には、私たちの活動により“ごみの海洋流出を未然に防げた”という達成感や清々しさを味わうことができました。
その一方で、ごみが捨てられなければ清掃の必要もなく、川へのポイ捨てがいまだ根強い現実に啓発やモラル向上の重要性も改めて痛感しました。
NTT西日本 東海グループでは、単なる清掃活動にとどまらず、“ごみを出さない社会づくり”という視点から、脱プラスチックや環境保全の啓発にも引き続き積極的に取り組み、未来世代に誇れる豊かな自然環境の継承に努めてまいります。

- 参加者所属企業
- NTT西日本、NTTビジネスソリューションズ、NTTフィールドテクノ、NTT西日本ビジネスフロント、東海電電旧友会
- 活動場所
- 名古屋市中川区 藤前干潟中堤
- 参加人数
- 61名






