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新春のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平素よりNTT西日本グループの事業運営に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年は、地政学リスクの高まりに伴う原材料やエネルギー価格の変動、食料安全保障の不安、円安の長期化による物価上昇、さらに気候変動に起因する災害など、私たちの生活や企業活動に深刻な影響を及ぼす課題が一層鮮明になった一年でした。

NTTグループにおいては、歴史に残る象徴的なイベントが2つありました。
1つは「大阪・関西万博」の開催です。万博会場では、次世代の情報通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用した、多様なユースケースの実証を展開し、NTTパビリオンでは「コミュニケーションの未来像」を発信することで、多くの皆さまに未来社会を体感いただきました。
もう1つは、NTTグループ全体でのCIの刷新です。私たちは、新生「NTT西日本株式会社」として、社会へ新しい価値を提供すべく祖業である通信分野に加え、世界標準の魅力あるソリューションサービスの提供や事業創出への取り組みの推進に向け、新たなスタートを切りました。

2026年は、引き続き地域に密着した身近なICT企業として、IT・デジタル、イノベーションの力で地域の活力を取り戻すべく、AIをはじめとするデジタル技術をフル活用して地域社会・経済のデジタルトランスフォーメーションに力を入れてまいります。また、業種・事業規模に関わらず想いを同じにするパートナーとの共創を推進し、社会に新たな価値を生み出してまいります。もとより、10Gサービス「フレッツ 光クロス」のエリア拡大やIOWNの社会実装を加速させることで、高付加価値社会を支える高品質かつ安心・安全な通信ネットワークの維持・向上に努めてまいります。
そのために、私たち自身も率先してAI等を活用し、お客さま体験(CX)の向上や人材育成、企業風土・文化の醸成など、環境変化に応じた自己変革を進め、その成果を社会に積極展開してまいります。

NTT西日本グループは、「安心・安全・信頼」と「最先端の技術」で豊かな未来社会を共創する『バリュークリエーションパートナー』として、地域社会、お客さま、パートナーの皆さま、社員とともに、新たな価値創造への挑戦を続けてまいります。
皆さま方の益々のご発展をお祈りするとともに、本年も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

北村亮太の写真

代表取締役社長
社長執行役員

北村亮太の自筆画像