
みどりいっぱい活動報告
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第9回 藺牟田池外来魚駆除活動
2025.07.26 NTT西日本 鹿児島グループ
2025年7月26日(土)、ラムサール条約登録湿地であり、ベッコウトンボの生息地としても知られる「藺牟田池(いむたいけ)自然公園」にて、第9回「藺牟田池外来魚駆除活動」が開催されました。
NTT西日本鹿児島グループの社員およびそのご家族、総勢152名が参加し、外来魚の駆除に取り組みました。
本活動は、「NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト」の一環である“生物多様性保全活動”として実施されており、在来生物に大きな影響を及ぼすとされるブルーギルなどの外来魚を駆除することで、SDGsへの貢献をめざすとともに、地域密着型の取り組みとして開催されたものです。
開会式では、鹿児島支店長より「本日は多くの皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございます。水分補給をしっかり行い、熱中症やケガのないよう十分にご注意いただきながら、楽しんで駆除活動に取り組んでください」との挨拶がありました。
その後、参加者は竹竿とバケツを手に思い思いの釣りポイントへと移動しました。藺牟田池の岸辺にはNTTの青いビブスが並び、家族で楽しそうに釣りをされる方や、持参したルアーで集中して釣りに挑む方など、各自のスタイルで外来魚の駆除に励んでいました。
当日は小雨が降ったり風が吹くなど、やや不安定な天候ではありましたが、約2時間にわたる活動の結果、昨年の405匹には及ばなかったものの、ブルーギルや雷魚など合計227匹を釣り上げることができました。
釣り上げられた外来魚は回収ボックスに集められた後、魚粉に加工され、隣接する生態系保存資料館「アクアイム」に設置された水槽の魚の餌や、藺牟田池周辺の草花の肥料として有効活用されます。
閉会式では、「ビッグサイズの大物賞」および「数多く釣り上げた大漁賞」の表彰が行われ、受賞者には鹿児島支店長より豪華景品が贈呈されました。さらに、参加者全員にお弁当と飲み物を配付し、お子さま向けにはお菓子の詰め放題イベントを実施し、キッチンカーによるかき氷の提供も行い、大いに盛り上がりました。
蒸し暑い一日ではありましたが、体調不良や怪我もなく、無事に活動を終えることができました。
NTT西日本 鹿児島グループでは、今後も生物多様性保全をはじめ、地域に根ざした環境保全活動に積極的に取り組んでまいります。

- 参加者所属企業
- NTT西日本鹿児島支店、NTTフィールドテクノ、NTTビジネスソリューションズ、NTT西日本ビジネスフロント、NTTアノードエナジー、ドコモCS九州、日本メックス、西部電気工業
- 活動場所
- 藺牟田池自然公園(薩摩川内市祁答院町藺牟田)
- 参加人数
- 152名





