みどりいっぱい活動報告
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屋上緑化を通じたSDGsな取り組み
2025.06〜2025.12 NTT西日本 兵庫グループ
NTT西日本兵庫グループは、SDGs（持続可能な開発目標）への取り組みの一環として、屋上緑化による都市部のヒートアイランド現象の緩和と省エネルギーを組み合わせた環境施策を継続しており、今年で3年目を迎えました。
NTTビルの屋上に設置したプランターへサツマイモのつる苗を植え付け、成長した葉が屋上に広がることで直射日光を遮り、建物内部の温度上昇の抑制につなげています。
これにより、空調使用における消費電力の削減だけでなく、緑化による二酸化炭素の吸収や都市環境の温度調整など、環境保全に対して多面的な効果をもたらす取り組みとなっています。
今年は、これまで実施していた三宮別館および菊水別館に加え、新たに姫路ビルでも取り組みを開始し、実施拠点は合計3カ所へと拡大しました。
初めて栽培に挑戦した姫路ビルでは、日差しが強くなり始めた5月上旬に苗をプランターに植え付けました。真夏の強い日差しが続いた中で、苗の元気がなくなり急いで水やりをした時期もありましたが、無事サツマイモは緑の葉をいっぱい広げて成長しました。
収穫の際には、ビル近隣の保育所の子どもたちを屋上へ招き、芋掘り体験を実施しました。
子どもたちからは
「おかおより大きい！」
「いっぱいおいもがつながっているね」
と歓声が上がるなど、土に触れて収穫の喜びを実感するとともに、「食」への興味や関心を育む食育体験にもつながる貴重な機会となりました。
また、子どもたちと一緒に掘り上げたサツマイモは、神戸市中央区社会福祉協議会様を通じて神戸市内のこども食堂へ寄贈し、「おさつバター」として提供され、地域交流の場にも役立てていただきました。
さらに、姫路市立動物園様にも寄贈を行い、形が小さい芋も廃棄することなく、動物たちのエサとして活用されました。
これらの取り組みは、姫路市立動物園様のブログでも「NTT西日本兵庫支店のSDGsの取り組み」として紹介いただくなど、屋上緑化サツマイモを通じた地域貢献の輪が広がりました。
今後もNTT西日本兵庫グループでは、環境への配慮と地域とのつながりを大切にしながら、屋上緑化から広がるさまざまな地域貢献活動を継続してまいります。
- 実施会社
- NTT西日本、NTTビジネスソリューションズ、NTTフィールドテクノ
- 活動場所
- NTT西日本 菊水ビル、姫路ビル、三宮別館
