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和歌山県環境保全活動 みどりいっぱいプロジェクト

Biodiversity conservation through Wakayama Forest environmental conservation activities ("Shining Forest") 【Special Issue】和歌山森林環境保全活動(「輝きの森」)
を通じた生物多様性保全

NTT西日本和歌山支店では、和歌山県が全国に先駆け平成14年からスタートした森林環境保全活動「企業の森」事業に参画しています。

「企業の森」は、企業や団体が社会や環境への貢献活動、地域との交流活動として、自然林の育成など県内のさまざまな森林環境保全に取り組む事業の総称です。
活動にあたり社員からネーミングを募り、「光サービスで輝く・四方を光で輝かせる」という意味を込めた「輝きの森」と命名。平成20年2月から10年間にわたり広葉樹などの育林を行う森林保全・管理協定を、和歌山県および田辺市との間で締結しました。
以降、NTT西日本和歌山グループの社員やその家族が下草刈りや間伐整備に取り組み、10年間で延べ約900名が森林環境保全活動に参加し、生物多様性保全に貢献しています。
平成22年1月には、和歌山県が「森林環境保全活動により、約400 CO2トン/100年の二酸化炭素の吸収が見込まれる」ことを認証し、10年度を迎えた今年度、平成30年度から向こう10年間の活動延長を意思決定、平成30年2月に三者で「森林保全・管理協定」を締結しました。

NTT西日本和歌山グループは、和歌山県が推進する「企業の森」事業の森林環境保全活動の一環である田辺市龍神村の「輝きの森」で、間伐作業を実施しています。
昨年度も和歌山グループの社員とその家族、退職者が参加し間伐作業に取り組み、森林整備を行いました。
2018年の活動では、幼稚園児や小学生を対象にした丸太切りゲームや、木トンボ、ペン立て作りなどの木工体験も実施、子どもたちが木に触れ合い森林の重要性を改めて理解する貴重な体験となりました。
活動開始後10年が経過し、参加者も固定化してきていることから、改めて社員に対し環境保護教育を実施し、本活動の重要性を理解することで、参加者拡大に取り組んでいます。

NTT西日本和歌山グループでは、これからも「輝きの森」の活動を環境保全・地域コミュニティの取り組みのシンボルとして、地域の皆さんとともに積極的に参加・推進していきます。

龍神村森林組合長 コメント

龍神村森林組合 代表理事組合長
眞砂佳明様

私たちの生業である林業は、木材価格の低迷などで大変苦しい状況が続いています。森林所有者の力だけでは、伐った後の再造林や育林がままならない所が出てきており、その解決策の一つとして、県の仲介でまちの企業の皆さんの力を借りながら森林の整備をする「企業の森」事業にお世話になっています。

NTT西日本の皆さまには、「輝きの森」での活動ありがとうございます。山に慣れない大勢の皆さんに急斜面の現場でクワを使っての植栽、カマを使っての下刈り、隣の市有林でノコギリを用いての間伐体験などをしていただきました。
作業を教えるということに慣れない私たちもまた、安全面など大変気を遣うところもありましたが、回を重ねる中で親しくなり気軽に話ができるようになった方、また、思わぬところで縁のある方との出会いなど、楽しい交流も増えてきています。

順調に育った木が3メートルを超える一方で、成長過程で鹿の食害にあい、成長不良の所も多く、何度も補植をしてもらわなければいけないのは心苦しいところです。

NTT西日本の皆さまには「輝きの森」での事業を継続していただくことになっており、森林整備作業や体験を通じて楽しみながら山の生活や林業への理解を深めていただけるよう努めさせていただきますので、これからも末永くお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

社員の声

「輝きの森」森林環境保全活動

NTTビジネスアソシエ西日本
関西支店 和歌山事業部 総務担当
湊 博行

NTT西日本和歌山グループでは、和歌山県が推進する「企業の森」事業の森林環境保全活動の一環として、田辺市龍神村にある「輝きの森」で植樹や下草刈り、間伐などを行ない、環境保全に取り組んでいます。
「企業の森」は企業や労働組合などが環境保全や地域交流活動の一環として取り組んでいる事業の総称で、和歌山県では平成14年にスタートしました。
NTT西日本和歌山グループではこの取り組みに賛同し、平成20年4月から参加、今年で11年目を迎えました。

スタート当初は「輝きの森」命名の募集にはじまり、2,000本の植樹の準備や害獣対策と並行して植樹作業への参加者を募り、1回目の植樹作業には100名を超える社員やその家族の皆さんにご協力をいただきました。以後、毎年6月前後の暑い日照りのもと、毎回70〜80名が参加し下草刈りなどを行ない、10年間を経た今年2月に向こう10年間の活動延長を決定しました。

NTT西日本和歌山グループが管理する「輝きの森」は、桜や楓、椚(くぬぎ)など様々な木々を植樹や下草刈りを行ないながら育てるエリアと、現有する約1,800本のヒノキや杉の木などの間伐や枝打ちなどを行ない保全するエリアの、合わせて約3.28haです。これまでの10年間では延べ約1,000名の皆さんに参加いただき、11年目となる今年5月には10年ぶりに間伐を実施、幹の太さ20?ほどに育ったヒノキや杉の伐採に挑戦しました。急な斜面でのこぎりを使って木を切るという、日常で体験することのない作業に約2時間、慣れない手つきで汗だくになりながら奮闘する様は当日新聞社の取材を受け、地元にPRすることができました。
また今回初めての試みとして、地域の皆さんのお手伝いをいただきながら、幼稚園児や小学生を中心にペン立てや木トンボづくりなどの木工体験も行い、木に触れ合う体験に「とても楽しかった!」と喜びの声が上がりました。

さらに10年間の活動延長を決定したことを受け、これからも継続した活動を展開していきます。
NTT西日本和歌山グループでは、これからも「輝きの森」の活動を環境保全・地域コミュニティの取り組みのシンボルとして、地域の皆さんとともに積極的に参加・推進していきます。

関連サイト

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