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フィールド・アシスタント みどりいっぱいプロジェクト

Field Assistant フィールド・アシスタント

NTT西日本のグループ企業であるNTTフィールドテクノは、地域に密着した「ライフパートナー」として、電話や光ファイバー網など、通信インフラの故障修理やサポートを行っています。

ご提供する「フィールド・アシスタント」は、さまざまな案件および技術者の現在位置、さらには保有スキルや装備などをマップ画面上に一元的に表示することで、統制担当者によるリアルタイムかつ直感的な手配を実現します。

また、作業者の作業実績は自動でサーバに蓄積され、調整判断に必要なすべての情報がフィールド・アシスタントのダッシュボードに集約され、さまざまな情報を瞬時に判断する事が可能になりました。

「フィールド・アシスタント」を利用することによって、従来手段と比較した結果、CO2排出量の削減貢献量は38t-CO2/年(37%)(※)となりました。最大要因は人執務に係るCO2排出量の削減で、フィールド・アシスタントを用いることで、作業者の作業実績がサーバに自動蓄積される機能が環境に最も貢献しています。

このサービスをご利用いただくことによって、作業者の手配作業が効率化され、人の稼動に伴い発生するCO2排出量を削減できます。
※CO2量を自然にオフセットするには、京セラドーム大阪(面積33,765.82?)約2.5個分に相当する約8.5haの樹木が必要と考えられます。

フィールド・アシスタントのサービスイメージ

社員の声

株式会社NTTフィールドテクノ 設備部 企画部門
ICT戦略推進室
田中 健嗣

直感的にオンサイト作業者を手配するために、作業者や案件情報の位置・進捗を地図上で“視える化”し、経験値を蓄積したスキルDBやスケジュール、移動距離などから最適な組み合わせを提案するためAIを活用した「最適ルーティングエンジン」も搭載しています。
これまでは統制担当者に届く大量の案件を、統制担当者それぞれの知見や土地勘を頼りに手配していました。オンサイト作業者と案件・設備情報を地図上に表示することで、統制担当者が担当エリアに精通していなくても効率的な手配ができるようになりました。

進捗把握だけでなく、災害により通行止めとなったハザード情報なども表示できるため、オンサイト作業者の安全も考慮してフォローができ、さらにスキル・経験値を管理できるので、オンサイト作業者を計画的に育成できます。
統制担当者からは、オンサイト作業者が視覚的に把握でき、作業支援時など突発的な案件にも迅速に対応できる点が評価されています。AIが提案するプランはまだ精度が低いものの学習により上がっていくことを期待する声も上がっています。

現在、オンサイト業務をAIやICT技術を駆使して効率化する「ゼロ化・プロアクティブ化」を進めています。「ゼロ化」は、これまでの故障修理事例や知見を蓄積してAIが作業中にレコメンドを出し、故障復旧までの時間を短縮するなど、1件の作業あたりにかかる時間やサポート業務を削減する取り組みで、「プロアクティブ化」はAIやICTを活用してトラブルが起こる前に予兆を検知し、計画的な保全を実施していく取り組みです。
今後も社内システムとの連携など、さらなる機能拡張を図り、引き続き業務の効率化に向け改良・改善を実施していきます。

関連サイト

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