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みどりいっぱい 滋賀事業所 環境年次報告2019 環境年次報告

Midori Ippai Project みどりいっぱい 滋賀事業所
ー みどりいっぱいプロジェクトの推進

NTT西日本は、自然環境との調和は、人類にとって重要な責務であると認識しています。そこで、社員一人ひとりが環境保全活動や生物多様性保全活動を通じ、豊かな地球環境を守っていくための施策として、「みどりいっぱいプロジェクト」を推進しています。

―びわ湖環境保全活動を通じた生物多様性保全の取り組み―


NTT西日本滋賀グループでは、滋賀県に位置するびわ湖の周辺に支店・事業所を置く企業として、また一市民として、湖がもたらす恩恵に感謝するとともに、その環境を守り、未来へと引き継ぐための様々な環境保全活動に参加しています。

京阪神1,450万人の貴重な水源であり、「人」と「自然」のバランスを写す鏡ともいわれているびわ湖。水質悪化、外来魚の増加、水草の異常繁殖、湖水の大循環による「びわ湖の深呼吸の乱れ」といった現象は、世界的な環境問題の象徴であり、今の「地球環境の縮図」であるともいえます。またびわ湖は、400万年の歴史を持つ世界有数の古代湖であり、6万羽を超える渡り鳥の越冬地として、さらには61種の固有種(うち62%が絶滅危惧種)が住む場所です。つまり、このびわ湖を守り、次世代へと受け継いでいくための活動は、生物多様性保全に直結している取り組みだと考えています。

そんなびわ湖を守るための活動は、大きくわけて4つあります。

  • ?ヨシ群落の保全(ヨシ刈り)
  • ?びわ湖畔の清掃活動
  • ?景観と水質を取り戻す植樹活動
  • ?外来魚駆除釣り大会

が挙げられます。

そのうち、NTT西日本滋賀支店では、?に1990年度から、?に2008年度から、?に2010年度からそれぞれ参加しています。

2018年度、外来魚駆除釣り大会を2018年10月20日に、滋賀県県下一斉清掃運動を2018年11月30日に、平成30年度大津市民ヨシ刈りを2019年1月27日にそれぞれ参加。外来魚駆除釣り大会には約30名が参加し、2時間ほどの間にブラックバスを7匹、ブルーギルを116匹の合計123匹という釣果となりました。市民ヨシ刈りには約20名が参加、当日は積雪し気温も氷点下近くまで下がる厳しい環境での作業でしたが、ヨシを鎌で丹念に刈り取って、それらを束ねてヨシ束を作ってロープで縛るという一連の作業を、参加者が力を合わせて行いました。

また、今回の活動への参加により、外来魚駆除釣り大会については、9年間で延べ421名ヨシ刈りについては29年間で延べ1,384名が参加し、生物多様性保全の取り組みを推進してきたこととなります。

NTT西日本滋賀グループでは、びわ湖という多様な価値を持つ湖を中心に、その恩恵を享受する一企業、一市民としての感謝の気持ちを持ち、引き続き能動的に生物多様性保全のための取り組みに参加していきます。

参加者の声

日本メックス株式会社
NTT西日本滋賀支店ビルメックスセンタ
関守 隆

私は、2014年11月にNTT西日本滋賀支店ビルメックスセンタに配属となったのですが、その際、業務引き継ぎの一環で、外来魚駆除釣り大会やヨシ刈りにNTT西日本グループが参加していると知りました。
皆さんとのコミュニケーションのきっかけにもなると考え、参加することを決めたのが最初のきっかけです。2人の子どもも妻も、外来魚駆除釣り大会・ヨシ刈りともに、楽しんで参加しているようで、いつも意気込んで参加しています。

この活動に参加したことをきっかけに、やはり自然とびわ湖を大切にしなければならないよね、という会話をするようになったと感じています。子どもたちは、びわ湖の生態系を学校で学んだ際、自分たちが参加した外来魚駆除釣り大会のことを思い出したりもするようです。もちろん、意気込むのはいいですが、家族には“当たり前のことを当たり前に行っていこう”と話をしています。

私たち家族としての恒例行事になりつつあるのはもちろんですが、参加することで、家族全員が環境保護・生物多様性保全について、自然と感じ、学べる良いきっかけともなっているのではないでしょうか。私たち大人が、今、子どもたちが見ている景色を少しでも残せるように、よくなるようにと努力をしている最中であること、そして環境保護・生物多様性保全にはゴールはないことを理解し、私がつないできた取り組みを子どもたちの世代にもつないでいってもらえれば、何よりも嬉しく思います。

関連サイト

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