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トップメッセージ みどりいっぱいプロジェクト -2016年

Top Message 人類の持続可能な発展を実現するため、
NTT西日本グループの総力を挙げて、
地球環境の保全に貢献していきます。

CEO NTT西日本グループでは、大量の電力を消費する企業の責務として、環境問題の解決に積極的に取り組んでいますが、より一層、環境負荷低減に全力で取り組むことを宣言した「グリーンNTT西日本戦略」を2012年6月に策定し、この戦略の三本柱である「環境グランドデザインの達成」、「環境・エネルギー事業の展開」、「生物多様性保全活動の推進」に基づき活動を行っています。2015年度における活動概要については、以下の通りです。

【環境グランドデザインの達成】

1つ目の柱である「環境グランドデザインの達成」では、?地球温暖化対策、?紙資源削減、?廃棄物削減に向けた2020年度目標を定めています。

?地球温暖化対策

2015年度は、使用電力量の大きい通信ビルを中心に、温度環境を見える化し空調機を制御する「Smart DASH」を導入し空調効率を改善するなど、2014年度に対して約5,900万kWhの電力使用を削減することができ、計画は順調に進んでいます。なお、この削減量は、平均的な家庭の約18,000世帯分もの年間消費電力に相当します。ほかにもオフィス照明のLEDへの更改やシーズン前のエアコンフィルター清浄など、オフィスでも節電に継続的に取り組みました。
今後、環境グランドデザインの目標達成に向けては、電力使用量について、自社での電力使用量(自責電力)およびデータセンタやテナント等でお客様が利用されている電力使用量(他責電力)に分けて、それぞれについてきめ細やかに進捗管理を実施していきます。

?紙資源削減

紙資源の削減として、2020年度にはグループ全体の紙の使用量を2008年度の3.99万トンと比較して40%以上削減して2.39万トン以下とすること、一人あたりの事務用紙の使用量を2008年度の年間9900枚から50%以上削減し、年間4900枚以下にする目標を掲げています。NTT西日本グループでは、主に電話帳、請求書、事務用紙、電報に紙を使用しています。特に電話帳による紙の使用の割合が大きいため、電話帳の回収徹底、古紙配合率の向上など、紙削減に向けた取り組みを継続して行っています。また、事務用紙についても、業務フローの見直しや複合機の適正配置など、削減に向けた施策を継続的に実施しています。
2015年度は電話帳に1.90万トン、請求書に0.19万トン、事務用紙に0.16万トン、電報に0.04万トン、合計2.30万トンの紙を使用し、2014年度に続いて目標を達成しました。一方、一人あたりの事務用紙使用量は、2014年度の年間6,241枚から2015年度は5,378枚まで大幅に削減できましたが、目標の4,900枚には及びませんでした。引き続き、社内システムの改善やペーパーレス会議の徹底といった社内施策に加え、お客さまのご理解を得ながらインターネットを利用したご利用料金のご案内を進めるなど、更なる削減を図っています。

?廃棄物削減

NTT西日本グループは西日本30府県に通信設備、オフィスビルなどを保有しており、通信ケーブルや交換機撤去に伴う撤去通信設備、通信ビルや事務所などの建物撤去に伴う建設廃棄物、通信ケーブルの通り道である管路やとう道の工事に伴う土木工事廃棄物、不要となったパソコンや什器類といったオフィス廃棄物が発生します。そこで廃棄物の削減目標として、2020年度に全廃棄物合計の最終処分率を1.0%以下(NTT西日本グループではゼロエミッションと定義)と設定し、廃棄物のリサイクル推進に取り組んでいます。具体的には、オフィス内で不要となった物品のリユース・リサイクルの実施や、建築工事現場の担当者への環境教育により、工事現場で発生する廃棄物の分別・リサイクルの徹底を図りました。
その結果、2015年度の全廃棄物の最終処分率は0.6%となり、2012年度から4年連続でゼロエミッションを達成することができました。今後も2020年度までゼロエミッションの達成を目標に最終処分率の低減に努めていきます。

【環境・エネルギー事業の展開】

NTT西日本グループでは、ICT(情報通信技術)を活用し、世の中の環境負荷低減への貢献を進めています。
2015年度には、家庭のテレビにインターネットで接続して映像を見ることができるセットトップボックス「光BOX+」に新たな機能を追加し、スマートメーターの電力データの表示と、さまざまな家電を接続して遠隔操作が可能なHEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)コントローラー「光BOX+(EMS版)」として新たに提供を開始しました。この「光BOX+(EMS版)」 は2016年1月には更に、高効率ガス給湯器、エコジョーズと接続できるようになり、給湯や床暖房機能の操作や状況の確認ができるようになりました。
また、(株)NTTスマイルエナジーでは、主に住宅向けに販売してきた、太陽光発電の発電状況を確認できるクラウド型遠隔監視サービス、「エコめがね」について、新電力向けのプラットフォームを開発し、2016年3月から(株)日本エコシステムが提供するお客さまの屋根を利用した太陽光発電を主とする電力小売サービス「じぶん電力」の電力計測用サービスとして採用されました。

【生物多様性保全活動の推進】

NTT西日本グループでは、生物多様性保全活動として「みどりいっぱいプロジェクト」を立ち上げ、グループ社員やその家族の参加により、植樹や里山保全など、地域に密着した自然保護のためのボランティア活動を行っています。この活動では、西日本エリア全30府県で開催される社内外の自然保護活動について、年間のべ1万人の参加を目標にしています。2015年度は、各地の自然保護活動にのべ11,045名が参加しました。また、44件のイベントについてNTT西日本の公式HPで紹介し、より広く社会に生物多様性の重要性を啓発することにも取り組みました。

これからも、NTT西日本グループの社員一人ひとりが一丸となって、グリーンNTT西日本戦略への取り組みを積極的にかつ継続して実施することにより、今まで以上に地球環境保護活動に貢献していきたいと考えています。

関連サイト

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