株式会社湊町開発センター(OCAT)様

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2014年3月24日 掲載
  • 〜50名程度
  • 運輸業
  • コスト削減

導入サービス:Bizひかりクラウドプラットフォーム

バス需要の高まりやサービス拡充に柔軟に対応できる
「クラウド型バス運行案内表示システム」で“将来への礎”を築く

都市基盤を支える大阪公共交通の「結節点」として

大阪・湊町地区再開発における中枢施設として平成8年に開業した、湊町開発センター様が運営する「OCAT(大阪シティエアターミナル)」。関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)と直結する空港リムジンバス、大阪と全国主要都市との都市間高速バスが発着するほか、JRや地下鉄、私鉄にもスムーズにアクセスできるバスターミナルOCATは、大阪の公共交通の結節点として重要な役割を果たされています。

キーテクノロジー&ソリューション

事例の概要

 株式会社湊町開発センター(以下、OCAT)様は、バス運行案内表示システムの経年劣化による度重なる故障や乗降客数の増加に伴い、システムの更改を検討する中で、利便性に優れ、かつ初期費用や保守費用を軽減できる「クラウド型バス運行案内表示システム」を導入。バス需要の高まりによる将来の増便に対応できる拡張性、サービスの拡充を図れる機能性、さらにアクセス回線の二重化によるバックアップ体制という安定性も確保することで、今後の発展につながる“将来への礎”を築かれました。

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システム導入の背景

経年劣化による故障発生に加え、発着便数の増大に対してシステムの容量が限界に

 OCAT様は平成8年に開業すると同時に、バスの運行を表示するシステムを構築しましたが、平成18年ごろから経年劣化による故障が発生。平成24年には、利用者が行き先や発着時刻を確認する「案内表示モニター」まで故障してしまい、部品調達に時間がかかったことで、多くの利用者に不便を掛けるという事態にまで発展しました。また、改修を重ねてきた結果、メンテナンス費用が膨らんできていたことなどもあり、改善が急務となっていたのです。
 さらに、ここ10年でバスの発着便数や乗降客数が約3倍(1日当たり293便・約4,600人<平成24年度実績>)にまで急増したことで、システムの容量も限界に達していました。OCATを運営する株式会社湊町開発センター 専務取締役の堀木壮次氏は「システムの容量を増やす改修には多額の費用が掛かります。この際、新たにシステムを更改したいとは思いながら、そのための膨大な初期費用をどうすべきか悩んでいました」と、当時の心境を振り返ります。

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NTT西日本の提案

クラウドサービスを利用することで初期費用を抑え、
かつ業務効率や利用者サービスの向上を実現する新システムを提案

 そこでNTT西日本は、「初期費用が安価であること」「故障対応に関わる負担が大幅に軽減されること」「将来の増便に対応できる拡張性を備えていること」という要望に応えるべく、新システムの検討を開始。これらの条件をクリアした「クラウドを利用した新システム」を提案しました。
 この「クラウド型バス運行案内表示システム」により、これまで自社でシステム運用してきたサーバーをNTT西日本のデータセンター内に設置することで、保守に関わる負担を大幅に軽減できるという説明を受けたものの、「当初は、システムを外部に委託することに不安もありました」と当時の心情を明かす堀木氏。「しかし、データセンターの設備状況や管理体制を聞き、さらに万一の場合に備えて、データセンターとOCATの間で、NTT西日本の閉域網を利用することでセキュリティーに優れたフレッツ・VPN ワイドとADSLの2つの回線で二重化するというバックアップ体制などについて具体的に説明をしていただいたことで、安心して導入に踏み切ることができました」と語ります。
 加えて、システム更改を機に、旧システムの利用時に発生していた「案内表示モニターの内容が分かりにくい」という問題による係員への問い合わせ件数の増加という課題も解決。NTT西日本は、情報の配置はもちろん、文字の大きさや配色に至るまで、「利用者サービスの向上」を強く意識した画面設計を実施。さらに、日本語や英語に加え、中国語、韓国語の4カ国語表示も可能になり、今後アジアからの旅行者の増加に対応する基盤も構築しました。

図:高速バス出発案内
リニューアルされ見やすくなった高速バス出発案内

システムの特徴

■クラウドの導入により初期費用を低減

クラウド(IaaS)の導入で初期費用を安価に抑え、今後の拡張性も見据えたシステムの構築を実現。

■データセンターの利用で保守にかかる負担が軽減

NTT西日本が保守・管理するデータセンター内にサーバーを設置したことで、故障対応に関わる負担が大幅に軽減。

■回線の二重化によるバックアップ体制を構築

万が一のトラブルによる通信途絶の可能性を踏まえたバックアップ体制を構築。

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システム導入の効果

1. 安価な初期費用でクラウドを利用した新システムへ移行

クラウドサービスを利用することで、機器を自前で用意する必要がないため、安価な初期費用で新システムへの移行が可能に。

2. 将来の増便に合わせて柔軟に拡張できるフレキシビリティーを確保

クラウド化で、便数に合わせたシステム容量を選択できるようになり、将来の増便にもフレキシブルに対応できる体制を構築。

3. クラウド利用により、保守に関わる負担を大幅に削減

クラウドサービスを利用することで、故障など突発的な出費が大幅に軽減されるなど、将来に向けた経営計画が立てやすくなった。

4. アクセス回線の二重化などにより、BCPにも寄与

アクセス回線を二重化することで冗長性を確保し、BCPにも寄与するシステムを構築。

出発案内を見るお客様。発着状況などの表示が分かりやすくなり、利用者の利便性も大きく向上5. より見やすく分かりやすい案内表示が可能となり、
  利用者サービスも向上

情報の配置や、文字の大きさ・配色、複数の外国語対応など、ユーザーフレンドリーなサービス設計を行ったことで、利用者サービスのさらなる向上を実現。

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お客様の声

「クラウドサービスの利用によってコストを抑え、かつ今まで以上に安定した運用体制の確立、利用者サービスの向上を実現することができました」

写真:堀木 壮次氏

 今回、新システムを導入したことで、過去に多発していた故障などによる突発的な出費が大幅に削減されたことは大きな効果だと考えています。そのおかげで、将来に向けた経営計画が立てやすくなりましたし、サービスの拡充にも注力できるようになりました。導入は少なくない投資でしたが、今後の発展の土台を築く上で、“良い投資”ができたと考えています。
 また、「社内にICT資産を持たないことの便利さ」を実感しましたので、現在、社内のメールサーバーやイントラネットもクラウド化することを検討しています。また、利用者へのサービス向上といった観点から、案内表示モニターを活用したデジタルサイネージの導入も検討中です。

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  • ・サービス導入効果は、ご利用者様の声に基づくものであり、お客様のご利用状況により、効果は異なります。
  • ・本ホームページの内容は、NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)のものです。
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本内容は2014年3月24日に掲載いたしました。
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