SR10-VIIシステム （情報機器）

通報受信時には登録情報を自動表示

SL-11号BOX（情報機器）等から緊急通報などを受信し、通報種別を「通報受信状況表示部」にカラーで見やすく表示 (＊1) します。応答操作 (受話器をあげ、受信ボタンを押下) で通話を開始させることにより、あらかじめ登録してある利用者 (通報者) の基本情報を自動的にポップアップ表示します。また、簡単なマウス操作で利用者 (通報者) の登録情報を確認できますので適切な対応が可能です。なお、ナンバー・ディスプレイ (オプション) を利用 (＊2) すれば、一般の電話機からの通報にも対応可能です。

＊1　標準で、緊急通報の場合：赤、相談通報の場合：緑、一般着信 (一般電話機等からの着信でINSナンバー・ディスプレイ（オプション）の利用 (*2) により、データ登録してあるもの)：紺、等で分かりやすく表示します。

＊2　・ナンバー・ディスプレイ（オプション）のご利用には、ナンバー・ディスプレイに対応した電話機等の設置・設定が必要です。
・ナンバー・ディスプレイ（オプション）のご利用には、別途工事費が必要です。

複数のオペレーター受付機能

クライアントを複数設置 (＊) することにより、ひとつの通報を同時に複数箇所で受け付けつけることでオペレーター間の連携が可能なため、より迅速な通報処理を実現できます。

＊ クライアントは最大3台まで接続可能です。

通報受信時ポップアップ表示機能

緊急通報装置から通報を受けた際に、通報種別 (＊1)、電話番号、個人データ等をディスプレイ上にポップアップ表示 (＊2) 可能なため、瞬時に通報者情報を確認することができます。

＊1　通報種別とは、「非常通報」、「相談通報」、「電池切れ通報」、「停電通報」等の緊急通報装置から通報した内容です。

＊2　緊急通報装置以外から通報を受けた場合は、通報種別を表示できません。また発信者番号通知を許可している場合のみ、電話番号、個人データ等をポップアップ表示が可能です。

リモートメンテナンス機能

SR10-VII（情報機器）から緊急通報装置の設定内容の登録等が実施できる機能です。

耐障害性機能

回線を収容する受信装置とデータベースを運用する処理装置を別装置化することで、処理装置が未起動であっても受信装置に接続されている内線用電話機のみで基本的な通報応対が可能となります。また、ミラーリング機能 (＊1) を搭載した処理装置 (オプション) (＊2) により、更なる信頼性の向上を実現しました。

＊1　2台のハードディスクに同一のデータを二重化して保持し、いずれか一方のハードディスクが故障しても、もう一方のハードディスクのみで運用が可能です。

＊2　SR10-VIIメイン処理装置M（情報機器）

集計・検索機能

各種通報 (緊急通報、お元気コール) 等の日報、月報、年報、期間指定単位等での条件設定により各種データ (利用者、協力員、通報データ等) の集計、検索、修正ができます。

お元気コール

「お元気コール」は、お年寄りの希望日を在宅介護支援センターなどに登録するだけで、「SR10-VII」（情報機器）がスケジュールを自動的に管理。登録日に、定期的に声と声とのコミュニケーションができます。特に、1人暮らしのお年寄りの孤独感・不安感解消に役立ち、大きな安心感でつつんであげられます。

■コールリスト確認画面

相談通報

「相談通報」は、お年寄りや介護者が相談したいことや困ったことがある場合、気軽にセンターに相談できる機能です。センター側ではポップアップ表示した過去の相談履歴などを参考に細やかな対応ができますから、いつでも適切なアドバイスが行えます。受付者の判断でより詳細な情報画面に切り替えられますから、スムーズな対応ができます。もちろん、ナンバー・ディスプレイサービス (オプション) を利用 (＊) し、一般の電話機からの通報も受け取ることができます。

＊・ナンバー・ディスプレイ（オプション）のご利用には、ナンバー・ディスプレイに対応した電話機等の設置・設定が必要です。
・ナンバー・ディスプレイ（オプション）のご利用には、別途工事費が必要です。

緊急通報

「緊急通報」は、お年寄りが急に具合が悪くなった場合などに、ワンタッチボタンでセンターに通報できる機能です。緊急通報を受信したセンターでは通報者の情報を瞬時にポップアップ表示。必要に応じて呼び返し機能により医師や協力員などと連携できますから、素早い対応が可能です。データベース登録などの各種作業中であっても、通報を最優先で受信することができます。

■緊急通報受信画面