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メタル回線から光回線/モバイル回線へのサービス移行
理由と背景

光ブロードバンド・モバイルサービスの普及・拡大を背景に、メタル設備を利用した加入電話については、利用の減少や老朽化した設備の維持限界などにより、2035年頃までにはサービスレベルの維持が困難な状況を迎えます。 このような変化の中、メタル設備を利用した加入電話について、光回線・モバイル回線を用いたサービスへの移行を段階的に実施することで、引き続きお客さまが安心して固定電話サービスをお使いいただける環境を維持したいと考えています。また、お客さまのご要望に応じて、光ブロードバンドサービスも積極的にご提供することで、ブロードバンドの普及拡大を推進してまいります。​サービス移行にあたり、メタル設備を利用した加入電話を現在ご利用のお客さまが代替サービスや代替サービスと併せて光ブロードバンドサービスをご利用される際は、工事費などの初期費用※1を無償※2とするとともに、十分な周知期間を設け、丁寧なご案内に努めることで、極力、お客さまにご負担、ご不便をおかけしないよう進めてまいります。

  • ※1「光回線電話」「ワイヤレス固定電話」(いずれもIP電話サービス)をお申し込みの場合、契約料と代表的な工事費の合計は22,880円になります。「ひかり電話」(IP電話サービス)を「フレッツ光」(FTTHアクセスサービス)と同時にお申し込みの場合、契約料と代表的な工事費の合計は27,280円になります。代表的な例であり、工事の内容によって異なる場合があります。お客さま希望による有派遣工事に発生する工事費は無償化対象外。
  • ※22025年10月1日より「光回線電話」「ワイヤレス固定電話」への移行と同時に「加入電話」を解約または利用休止される場合、また「加入電話」を利用休止中のお客さまが「光回線電話」「ワイヤレス固定電話」へ移行される場合に、移行にかかる初期費用が無償になります。割引の詳細についてはこちらをご確認ください。なお、その他の代替サービスや光ブロードバンドサービスへの移行にかかる初期費用の無償化については、準備が整い次第改めてご案内いたします。

メタル回線を取り巻く環境の変化

1加入電話の契約数者数、通信回数・時間の大幅な減少

加入電話の契約者数および通信回数、通信時間は、ピーク時に比べて大幅に減少しています。

加入電話の契約数者数、通信回数・時間の大幅な減少

2メタル設備の保全・更改にかかる多大なコスト

  • 労働人口の減少、人件費や物価の上昇が進む中、メタル設備(メタル収容装置とメタルケーブル)の保全には多大なコストが必要となり、年々増加傾向にあります。
  • メタル設備は2035年頃には維持限界を迎え、設備更改には多大なコストが必要であり、国民負担(ユニバーサルサービス基金など)を増大させる可能性があります。
  • また、IP技術などが主流となる中、メタル設備に係る技術者や関連メーカーの技術者の確保が困難であるため、コストをかけたとしても現在のサービスレベルの維持は困難であり、お客さまへの安定的なサービス提供に支障をきたす恐れがあります。

近年の消費者物価指数・企業物価指数の上昇

消費者物価指数(CPI)および企業物価指数(PPI)は継続的に上昇しており、通信設備の維持・更新にかかるコストも増加しています。

近年の消費者物価指数・企業物価指数の上昇

老朽化した設備の保守・修理費用の増加

老朽化した設備の保守・修理にかかる費用は年々増加しています。

老朽化した設備の保守・修理費用の増加

災害対策と設備更新の必要性

加入電話を今後も安定的に提供するためには、以下のような重要な投資が必要です。

保全対応が必要となる通信設備例

保全対応が必要となる通信設備例

老朽化した設備については、交換・補強・補修などの対応を実施しております。(上写真参考) また、津波などの影響が想定される当社通信ビルにおいては、水防対策工事を進めております。さらに、停電などの非常時にも通信設備を安定的に稼働させるため、新たに発電装置や石油タンクをあらたに設置しています。(下写真参考)

通信設備の災害対策強化例

通信設備の災害対策強化例

審査25-696【261031】

  1. NTT西日本公式トップ
  2. 加入電話トップ
  3. 今後の固定電話サービスについて