水道DXソリューション

NTT西日本グループの水道DX支援内容

• NTT西日本グループが水道事業の営業業務を遂行しながら、DX支援をおこないます。
• 人手や紙運用の事業形態をデジタル化し、サステナブルな業務運用形態へと変革するための情報／課題整理、ICT導入を支援します。

＜理想的なDX推進体制イメージ＞

NTT西日本グループが営業業務を請け負いながら業務理解を深め、
推進人材として水道事業のDXをサポートします

スマートメーターソリューション

スマートメーターソリューションとは

スマートメーターソリューションは、主にメーター、通信機、無線ネットワーク（LPWA^※1）、MDMS^※2から構成されるシステムで、一定時間毎に水使用量を計測し、無線ネットワークを利用してネットワーク上のMDMSに水使用量データを蓄積する検針業務の無人化・自動化システムです。検針業務が無人化・自動化し、検針頻度が向上することで以下のような効果が期待されています。

無人化・自動化のメリット

• 難検針物件対応の課題解決
  建物構造や立地・気象条件等により目視検針が難しい場所、水道利用者の立会いが必要な場所も自動検針化され、有人対応が不要になります
• 検針業務のリードタイム短縮、人的ミスの削減
  自動的かつ短時間でデータ収集を行うので、検針員の検針作業が完了するまでの待ち時間がなくなり、データ投入誤り等の人的ミスを削減できます

検針頻度向上のメリット

• 宅内漏水の早期発見
  水使用量の変化をいち早く検出することが可能になり、宅内漏水の早期発見につながります
• 水使用量データの利活用による業務品質向上、新たなサービス提供
  水使用量を細やかに把握できるため、データを利活用して時系列別の水需要予測や残塩濃度推定、防災拠点の状況確認等の業務品質向上、水道利用者向けの水使用量視える化サービスの提供、単身高齢者等の見まもり等の新たなサービス提供を検討することができます

＜スマートメーターソリューション構成イメージ＞

• ※1 「Low Power Wide Area」の略。少量データを低電力で長距離伝送する無線技術の総称
• ※2 「Mater Data Management System」の略。スマートメーターデータ管理システム

NTT西日本グループが提供するスマートメーターソリューションについて

難検針課題^※1の解決や、検針業務のリードタイム短縮・ヒューマンエラーの削減、水道サービスに新たな付加価値検討（異常水量の早期発見等）が可能になります。

＜水道スマートメーターシステム構成イメージ＞

• ※1 難検針課題…立地・気象条件や建物構造等により現地までの移動時間がかかる、水道利用者の立会いが必要等、検針業務に通常より稼働がかかる等
• ※2 8bit電文対応…東京都水道局の自動検針メーター通信機能仕様（v2.6）に準拠したもの
• ※3 点線範囲部分（電子式メーターの提供・施工）については、条件により対応可能な場合あり
• ※要件により提供構成が異なる場合があります

立会Webシステム

立会受付Webシステムの概要

• 立会受付Webシステムは、従来 申請書持参による各事業者訪問/FAX等によりアナログで実施されていた埋設物調査/工事立会の申請受付が、Webで一元的に実施/管理できるシステムです。
• 申請のワンストップ化、申請受付の窓口対応不要、案件管理のデジタル化/管理等、業務効率化が実現できる他、車移動/紙削減による脱炭素への貢献、対面機会減による感染症リスクの低減等の効果も期待できます。

1. 【Before】埋没物調査や工事立会申請/受付を
   各事業者毎に個々に実施

   

2. 【After】申請/受付のWebの一元化