小型ONU対応端末開発について
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小型ONUとは
様々な端末に一体化・内蔵を可能とするため、通信機器に接続する光トランシーバーの規格として広く普及している「SFP+」インタフェース※1を採用し、容易に各デバイスと脱着可能となるFTTHアクセスサービス用の回線終端装置のことです。
- ※1 SFP+(Small Form factor Pluggable +)通信をするための光トランシーバーに関する業界標準規格
また、小型ONUは対応端末と併せてご利用いただく必要があります。
小型ONUの概要、利用時の注意事項、小型ONU対応端末の一覧はこちらをご覧ください。
小型ONU対応端末への要求仕様
「小型ONU対応端末への要求仕様1.0版」はこちら。(2019.5.31更新)
小型ONUのインタフェースの概要※2
項目 | 概要 |
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準拠規格 | SFF-8431 Rev4.1 SFF-8432 Rev5.1 SFF-8472 Rev11.3 |
シグナリングレート | 1.25GBd |
消費電力・電圧・電流 | 3.3V/500mA 以下 最大1.5W |
使用環境条件 | ケージ温度:0℃以上~60℃以下 湿度: 5~95%(但し、結露なきこと) |
小型ONU外形寸法 |
- ※2 詳細な仕様情報は、「小型ONU対応端末への要求仕様」を参照ください。
小型ONU対応端末への要求仕様の概要※3
項目 | 概要 |
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温度条件 | 小型ONUの周辺温度(ケース温度)が0℃~60℃範囲を超えないこと。 なお、小型ONUの消費電力0~1.5wを考慮すること。 |
雷対策 | 「通信装置の過電圧耐力に関するテクニカルリクワイヤメント」※に規定する過電圧防護試験実施時、小型ONUを実装するケージ(FG等)と電気回路アース(SFPインタフェースのVeeT/R)間に500V以上の電位差を生じない構造を有すること。 ※NTTテクニカルリクワイヤメント189001 |
電源断時の挙動 | 商用電源から小型ONU対応端末への給電が断した場合に、速やかにVccRピンの給電電圧を2.0V以下とすること。VccRピンの給電電圧を2.0V以下としてから、VccTピンの給電電圧を10ms以上、3.135V以上で維持すること。ただし、電源断時にVccTピンに接続される最大負荷は1.5Wとする。 |
小型ONU接続部 | 小型ONUを実装し、光ケーブルを挿入した状態で小型ONUのLEDランプが外観正面から確認できること。 また、小型ONU対応端末のカバー等の開閉操作をせずに小型ONUの挿抜ができること。 |
電気安全 | 「宅内情報通信装置用外部電源の電気安全に関するテクニカルリクワイヤメント」※に準拠すること。 ※NTTテクニカルリクワイヤメント177001 |
- ※3 詳細な要件は、「小型ONU対応端末への要求仕様」を参照ください。
小型ONU対応端末
「小型ONU対応端末への要求仕様」を満たす端末を順次公開していきます。小型ONU対応端末の一覧はこちらをご覧ください。
公開の手続きについては、下部または「小型ONU対応端末への要求仕様」内の連絡先より問い合わせをお願いいたします。なお、公開に向けた確認・準備等がありますので、公開希望日の1ヵ月前までにご相談ください。
小型ONU対応端末のテストベッド環境について
小型ONU対応端末の開発事業者さま向けに、テストベッド環境をご用意いたします(東京都内で有償での提供となります)。
ご利用希望や詳細に関しては、小型ONU対応端末の製品情報(端末概要、提供予定時期等)をご記入の上、下記または「小型ONU対応端末への要求仕様」内の連絡先より問い合わせをお願いいたします。
詳細につきましては、下部リンクのご確認をお願いします。
なお、テストベッド環境の準備期間がありますので、ご利用希望日の1ヵ月前までにご相談ください。
また本環境は、小型ONU対応端末の開発事業者さま向けとなります。他のご利用の場合、お断りさせていただく場合があります。
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