さわやか倶楽部さまの事例概要
「フレッツ・VPN ワイド」※1の導入で月末・月初のアクセス集中に伴い発生していた、通信の輻輳や遅延を解消!加えて、「フレッツ・VPN ワイド」※1を使ったテレビ会議の活用で出張費の削減も実現!
- 業種
- 医療・福祉
- 規模
- 300名以上
- 課題
- コスト削減
ネットワーク最適化
事例概要
月末・月初に、介護関連や保険請求に関するデータを、各施設から本社にある介護システムに入力する際や、各施設のセキュリティーのために設置しているネットワークカメラの映像を本社へ送信する際にアクセスが集中し、輻輳や遅延が発生し、業務に支障が出始めていた。加えて、本社で定期的に開催される会議に出席するための社員の出張費も負担に感じていた。
「フレッツ・VPN ワイド」※1と「フレッツ 光ネクスト」※2の導入で、通信回線が広帯域になり、輻輳や遅延を解消。アクセスが集中する月末・月初はもちろん、各施設のネットワークカメラの本社への映像送信なども問題なく利用できるように。また、テレビ会議システムを本格的に活用できるようになったことで、出張費の削減にも成功。
導入の概要
北九州市を中心に日本全国で、「慈愛の心 尊厳を守る お客さま)第一主義」という理念を掲げて介護事業を展開している株式会社さわやか倶楽部さま(福岡県)は、2004年の設立以降、新規施設の開設を進めてきた。同社では、施設の大幅な増加により、介護関連や保険請求などに関するデータを各施設から本社にある介護システムに入力する際、アクセスが集中し、輻輳や遅延が起こるという問題が発生していた。また、各施設のセキュリティーのために設置しているネットワークカメラの映像を、毎日本社に送信しているため、両方のアクセスが集中する月末・月初は特に、輻輳や遅延が多く発生していた。そこでまず、設立当時に導入していた「フレッツ・グループ」を「フレッツ・VPN ワイド」※1に、アクセス回線を「フレッツ 光ネクスト」※2に更改することで、広帯域を確保し、データ送受信の輻輳や遅延を解消。さらに、「フレッツ・VPN ワイド」※1の導入により、テレビ会議システムを本格的に活用するようになり、全国から北九州の本社へと集まるための、社員の出張費などのコストを削減することにも成功した。
- ※1
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
*「コラボ光」とは、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのことです。(詳しくはこちらをご確認ください。)
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
- ※2【フレッツ 光ネクストについて】
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
エリアについては、お問い合わせいただくか、[https://flets-w.com/next/]をご確認ください。 - ●インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
背景
課題
・介護関連や保険請求に関するデータ入力のため、月末・月初に各施設から本社にある介護システムにアクセスが集中してしまい、輻輳や遅延が発生していた
・各施設のセキュリティーのために設置しているネットワークカメラの映像を本社へ送信する際、遅延が発生することがあった
・本社での会議に参加するための出張費がかさんでいた
さわやか倶楽部さまからのご要望
- 月末・月初の介護関連・保険請求に関するデータの入力作業を円滑に行えるようにしたい
- 本社での会議に参加するために発生していた出張費を削減したい
背景・お客さまのご要望
北九州市を中心に、全国約50施設以上の介護付有料老人ホームやグループホームなどの運営を行っている株式会社さわやか倶楽部さまは、各施設とのデータ共有のためのネットワークとして、設立当初から「フレッツ・グループ」を利用していた。
その後、新規施設の開設を続けてきたさわやか倶楽部さまだったが、施設の大幅な増加により、社内ネットワークへのアクセス集中が要因となって、輻輳や遅延が起こり始めてきた。「各施設のセキュリティーのために設置しているネットワークカメラの映像は、毎日本社のサーバーへ送信しているが、月末・月初になると、介護関連や保険請求に関するデータを入力するために各施設から本社にある介護システムへのアクセスが一気に集中するため、ネットワークに負荷がかかり輻輳や遅延が発生するようになっていた」と、さわやか倶楽部のシステム管理者を務める岡田さまは当時を振り返る。他にも、定期的に開催される本社での会議に出席するため、全国の施設から社員が集まることで発生する出張費などが増加しているという課題もあったという。
そこで、岡田さまは、設立当初からネットワークに関するさまざまなことを任せてきたNTT西日本の担当者に、輻輳や遅延の解決策などを講じるための相談を持ちかけた。
提案内容
さわやか倶楽部さまから相談を受けたNTT西日本の営業担当者が考えたのは、課題である通信の輻輳や遅延を解決することはもちろん、有事の際に備えて、回線の冗長化を行うということだった。
そこで、ネットワークを「フレッツ・グループ」から「フレッツ・VPN ワイド」※1に、アクセス回線を「フレッツ 光ネクスト」※2へ更改し、懸案だった通信の輻輳・遅延を解消することを提案。「フレッツ・VPN ワイド」※1を導入することで、今後、さわやか倶楽部さまの新規施設開設にも対応可能になること、さらにテレビ会議の活用も可能になり、これまで本社に集まっていた社員の出張費などのコスト削減ができるようになるというメリットもあった。
併せてNTT西日本は、月末・月初の輻輳・遅延の解消だけでなく、利用している「フレッツ・VPN ワイド」※1に、万が一トラブルが発生した場合の対策として冗長化を考えるなど、業務効率化だけでなくリスク分散も考慮した提案を行った。
提案を受けたさわやか倶楽部さまは、「月末・月初の輻輳や遅延の解決にとどまらず、業務効率化、有事の際のバックアップ、そしてわが社の将来をも見据えた提案になっていたのがすばらしかった」と課題を解決するだけにとどまらない提案を行ったNTT西日本を高く評価し、導入を決定した。
- ※1
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
*「コラボ光」とは、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのことです。(詳しくはこちらをご確認ください。)
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
- ※2【フレッツ 光ネクストについて】
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
エリアについては、お問い合わせいただくか、[https://flets-w.com/next/]をご確認ください。 - ●インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
導入効果
- 「フレッツ・VPN ワイド」※1と「フレッツ 光ネクスト」※2の導入で、月末・月初に集中する介護関連のデータ入力時における輻輳や遅延を解消
- 「フレッツ・VPN ワイド」※1を利用したテレビ会議の活用で、社員の出張費などを大幅に削減
- 「フレッツ・VPN ワイド」※1の導入で、施設拡大にもスムーズに対応できる環境を構築
「フレッツ・VPN ワイド」※1と「フレッツ 光ネクスト」※2の導入により、月末・月初の介護関連や保険請求関連のデータの入力に伴う輻輳や遅延を解消。
また、さわやか倶楽部さまでは、「互いの顔を見て仕事をする」というポリシーに沿って、全国各地から会議などで多くの社員が本社に集合することが多かったが、今回の導入をきっかけに、テレビ会議システムを本格活用するようになり、「互いの顔を見える環境」はそのまま維持しつつも、出張費の削減も実現している。
加えて、利用している「フレッツ・VPN ワイド」※1に、万が一トラブルが発生した場合の対策として冗長化を考えるなど、リスク分散も実現した。
さらに、「フレッツ・VPN ワイド」(プラン100)※1の導入により、100拠点まで簡単に接続できる環境を整えた。「今後も施設が増え続けるため、拠点の拡大にスムーズに対応できる環境を構築してもらえたのは、非常にありがたい」(岡田さま)と高く評価する。
- ※お客さまの声であり、全ての方に共通する効果ではありません。
今後の展望
岡田さまは、「今回の導入でネットワーク基盤を強化でき、通常業務における課題はほぼ払拭できた。今後は、BCP対策の取り組みを進めていきたいと思っているので、バックアップサーバーやデータセンターの利用なども踏まえた提案をお願いしたい」と将来を見据え、期待を語る。
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- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
*「コラボ光」とは、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのことです。(詳しくはこちらをご確認ください。)
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
- ※2【フレッツ 光ネクストについて】
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
エリアについては、お問い合わせいただくか、[https://flets-w.com/next/]をご確認ください。 - ●インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
お客さまの声
システムを構築することはもちろん「有効な活用方法」も引き続き提案してほしい
NTT西日本には、設立当時からネットワーク構築などについていろいろと相談させてもらっており、その都度、課題を解決するための適切な提案をしてくれる、とても頼りになる存在です。今回のシステム構築についても、私たちの業務内容をしっかりと理解した上で提案してくれているため、こちらからお願いした課題解決以外にもさまざまな追加効果が出てきています。今後は、ネットワーク基盤が強化された今こそ、BCP対策について注力したいと考えていますので、サーバーの分散化やデータセンターの活用まで見据えた提案をしてもらいたいと思っています。また、今自社で開発しているシステムと「フレッツ・VPN ワイド」※1を連動させて活用したいと思っているので、アドバイスをいただければありがたいですね。引き続き、業務効率化のための提案をしていただけることを期待しています。
CAから一言:今なお成長を続けるお客さまを包括的な保守で末永くサポートしていきたい
さわやか倶楽部さまは、今後も新規の施設開設をしていくと伺っていますので、新規施設への「フレッツ 光ネクスト」※2の導入はもちろんのこと、既存施設への新たな提案も積極的に行っていきたいと思っています。恐らく、近いうちに拠点数も100拠点に近づいていくでしょうから、「フレッツ・VPN ワイド」(プラン300)※1のご提案を通じてお客さまの成長を支えていきたいです。
また、BCP対策についても非常に興味を持っておられるようですので、常に新しい情報を提供し続けたいと思っています。
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- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
*「コラボ光」とは、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのことです。(詳しくはこちらをご確認ください。)
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
- ※2【フレッツ 光ネクストについて】
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
エリアについては、お問い合わせいただくか、[https://flets-w.com/next/]をご確認ください。 - ●インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
- ●サービス提供エリアであっても、利用できない場合があります。
システム構成
導入前のシステム構成
月末・月初に、介護関連や保険請求に関するデータを、各施設から本社にある介護システムに入力する際や、各施設のセキュリティーのために設置しているネットワークカメラの映像を本社へ送信する際にアクセスが集中し、輻輳や遅延が発生して業務に支障が出始めていた。加えて、本社で定期的に開催される会議に出席するための社員の出張費も負担に感じていた。
導入後のシステム構成
「フレッツ・VPN ワイド」※1と「フレッツ 光ネクスト」※2の導入で、通信回線が広帯域になり、輻輳や遅延を解消。アクセスが集中する月末・月初はもちろん、各施設のネットワークカメラの本社への映像送信なども問題なく利用できるように。また、テレビ会議システムを本格的に活用できるようになったことで、出張費の削減にも成功。
- ※1
- ●フレッツ・VPN ワイドのご利用には、VPN管理者の場合はフレッツ 光ネクストまたは一部の「コラボ光」、VPN参加者の場合はフレッツ 光ネクスト、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、一部の「コラボ光」のいずれかの契約・料金が必要です(ただしフレッツ 光ライトはご利用いただけません)。ベストエフォート型サービスであるため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。なお、ご契約いただけるフレッツ 光ネクスト等の品目はプランにより異なります。
*「コラボ光」とは、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのことです。(詳しくはこちらをご確認ください。)
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導入サービス
- ※「フレッツ・グループ」は、平成29年11月30日をもってサービスの提供を終了いたしました。
お客さま情報
株式会社さわやか倶楽部 さま
所在地:福岡県北九州市小倉北区熊本2-10-10 内山第20ビル
設立:2004年12月
従業員数:1,710名(2013年4月現在)
北九州市を中心に日本全国で、介護付き有料老人ホームなどの運営をはじめとした介護事業を展開している。「入居一時金不要」といった画期的な発想で、入居者からの評判は高く、施設の入居率は98%にも上る。北海道に初開設した有料老人ホームは、自治体からの誘致を受けての施設であるなど、利用者はもちろん、自治体をはじめとした関係各署からも注目されている。