ICT用語集
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ワークロード
ワークロード(workload)とは、仕事量や作業負荷を意味する言葉です。IT分野では、コンピューティングやシステムなどにかかる処理の負荷の大きさを表します。
ソフトウェアの実行において、CPUやメモリー、ネットワークといった処理能力の占有の度合いをワークロードといいます。具体的にいうと、CPU使用率やCPU効率、メモリー使用率、ネットワーク使用率などの指標です。コンピューターの最大容量に対して、処理能力がどれくらいの割合が利用、発揮されているかを表します。
ワークロードの指標は、システムのパフォーマンスを適正に保つことに役立ちます。パフォーマンスが悪い場合は、不要なプロセスの排除、サーバー数の増加や冗長化など、パフォーマンス向上に必要な対策の判断基準になります。
なお、ネットワーク監視においては、ワークロードの一つであるCPU使用率が監視対象です。CPUはネットワークにおけるリソースのため、CPU使用率が高いとシステムの可用性が低下し、ネットワーク全体のパフォーマンスも低下します。
仮想環境の分野においては、仮想マシン上で実行するOS、ミドルウェア、アプリケーションなどをワークロードと呼びます。仮想マシンに存在するデータ、ソフトウェアの総称を、ワークロードと呼ぶ場合もあるようです。
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