ICT用語集
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ハッシュ
ハッシュ(Hash)には「細かく刻む、切り刻む」「めちゃくちゃにする」といった意味があります。その意味から、データを固定長のランダムに見える値に置き換えることをいいます。
データの値を置き換えるための計算手順をハッシュ関数、ハッシュ関数によって求められた値をハッシュ値と呼びます。
ハッシュ関数には、一般的に「MD5(Message Digest 5)」や「SHA-1(Secure Hash Algorithm 1)」などのアルゴリズムが使われます。ハッシュ関数によって求められたハッシュ値は、固定長(160ビット)の不可逆的な値となり、元のデータの復元が極めて困難になるという特徴があります。
もしファイルの内容が少しでも改変された場合は、ハッシュ値が大きく変わるため、ファイルの改変を見破るための重要な手がかりとなるのです。ハッシュはセキュリティ対策に有効な手段であり、サーバー証明書の改ざん検知や、パスワードを保存する際のセキュリティ強化、ファイルの同一性確認などにも活用されています。
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