ICT用語集
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UML
UML(Unified Modeling Language)は、日本語で「統一モデリング言語」を意味します。
UMLは、オブジェクト指向技術に基づいて、システム開発の分析・設計などの上流工程を実行するモデリング記法です。システム開発において、人や言語が異なることで生じる「表現の方法」の違いを統一することを目的としています。
複数のモデリング記法が混在している環境では、開発者ごとに表現が異なり、コミュニケーションなどの点で課題がありました。そのような課題を解決するために記法の統一が必要とされ、UMLが開発されました。
UMLによる記法の統一は、設計書の見やすさを改善し、円滑なコミュニケーションを可能にしました。その結果、業務効率の改善にも大きく貢献しています。
システムの構造をオブジェクト指向で分析・設計する際、視覚的に把握するため図を用います。その際に、国際的なグラフィカル表記法である「UML図」を使うことで、開発者によって図の表記方法が異なってしまうという事態を避けることができます。
UML図は14種類の図を定義しており、さまざまなシステムの記述に対応することが可能となっています。また、UMLは広く普及しているため、担当者が変更になった際もシステムの仕様を把握しやすいというメリットもあります。
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