ICT用語集
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IoT
IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」とも訳され、身のまわりのあらゆるものをインターネットに接続する技術です。通信する対象はパソコンやスマートフォンなどの情報通信端末に限りません。センサーや無線端末を取り付けることで、これまでインターネットにつながっていなかったものの情報が数値化され、収集可能になります。
IoTで取得できる情報の例を以下に示します。
・環境情報のモニタリング(温度、湿度、気圧など)
・モーションモニター(衝撃、振動、落下など)
・位置情報のモニタリング
・エネルギー使用状況のモニタリング(工場やビル、家庭内など)
農業の現場では温度や湿度、日照時間などの情報をセンサーで取得し、環境的条件が作物に与える影響を調べたり、水や肥料を適切に供給したりといったシステムに活用しています。また工場では、生産ラインの機器をセンサーでモニタリングして異常や故障を未然に防ぐ、設備のエネルギー消費量を可視化して省エネルギー化を検討するといった改善に利用しています。
IoTを実現するには、情報を収集するセンサーや無線端末を搭載したデバイスが必要。収集したデータはWi-Fiなどの無線通信を利用し、クラウドやサーバー上に送られます。アプリケーションで大量のデータを可視化・分析することにより、モノの最適な制御方法を検討できるようになり、快適な社会の実現につながります。
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