SDGs（Sustainable Development Goals）

SDGsはSustainable Development Goalsの略称で、持続可能な開発目標という意味があります。

SDGsは2030年までに、社会・経済・環境のバランスが取れた「持続可能でよりよい世界」をめざすという国際目標です。この目標は、2015年9月に行なわれた国連サミットで、150以上の加盟国首脳の参加のもと、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられています。

SDGsは17のゴールと、その課題ごとに設定された169のターゲット（達成基準）から構成されています。豊かさの追求と、地球環境の保護を両立し、人々が人間らしく暮らしていくための社会基盤を築くことが目標です。SDGsは先進国・発展途上国を問わず、すべての国が対象となっています。

SDGsの対象はおもに政府ですが、目標達成のために企業などの団体を巻き込むことを前提としています。1500を超える企業や団体が意見を出しており、世界各国から寄せられたさまざまな意見を幅広く取り入れている点が大きな特徴といえるでしょう。

日本政府はあらゆる分野のステークホルダーとの連携、施策や資源を効果的に動員することを可能とするため、「普遍性」「包摂性」「参画型」「統合性」「透明性と説明責任」という5つの主要原則を定めています。