このページの本文へ移動

ここから本文です。

News Release

西日本電信電話株式会社

オープンイノベーションによる未来共創プログラム『Future-build』事業化・社会実装に向けた実証実験 新たに2つのテーマで実証を開始

2022年12月15日

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)では、2022年8月より未来共創プログラム『Future-Build For Well-being society(フューチャービルドフォーウェルビーイングソサイエティ)』(以下、本プログラム※1)を開始し、オープンイノベーションによる社会課題解決や未来社会の創造に取り組んでいます。101件におよぶ応募の中から、9月に4領域6テーマの採択企業を決定し、11月に第一弾として先行3テーマの実証実験開始を発表しておりましたが※2、この度、第二弾として新たに2テーマの実証実験も開始いたします。

  • ※1 本プログラムの概要
    本プログラムはオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」において、スタートアップ、企業、研究機関等のパートナーとの共創によりWell-Beingな未来社会を実現するプログラムです。
    (URL)https://www.quintbridge.jp/program/2022_future-build/
  • ※2 2022年11月29日報道発表 オープンイノベーションによる未来共創プログラム『Future-Build』事業化・社会実装に向けた実証実験第一弾を開始
    https://www.ntt-west.co.jp/news/2211/221129a.html
  • 表は左右にスクロール出来ます。
領域 募集テーマ 採択パートナー 実証実験(めざす事業等)
健康 医療・ヘルスデータ活⽤による心身のウェルビーイング 株式会社スポルツ 医療・ヘルスデータを活用した生活習慣病の予防・悪化防止サービス
株式会社Enjoydream Holdings
Being
528株式会社
経済 ロボットや業務自動化による労働力・人材不足の解消 アダワープジャパン株式会社 リアルタイムな遠隔操作によるマルチタスクロボットオペレーションの実現

1.健康領域

健康領域
  • 【募集テーマ】医療・ヘルスデータ活⽤による心身のウェルビーイング
  • 【採択パートナー】株式会社スポルツ、株式会社Enjoydream Holdings、Being、528株式会社
  • 【実証実験内容】医療・ヘルスデータを活用した生活習慣病の予防・悪化防止サービス
背景・狙い 心身のウェルビーイングを実現するためには、健康に良い行動を継続する必要がありますが、多くの人が一人では辛い運動や厳しい食事管理を継続できないのが現状です。
本プロジェクトでは、人生の目標や楽しみを叶えるサポートをすることで、自然に健康になれる社会の実現をめざします。
実証実験内容 本実証実験では、①糖尿病予防 ②フレイル予防・悪化防止にターゲットを絞り、ヘルスコーチングサポート(健康に良い行動を継続・定着・習慣化させることを支援)を提供します。
各社の役割
NTT西日本 データ利活用基盤を提供
株式会社スポルツ ヘルスコーチノウハウの提供・運用、①の被験者の提供
  • ※被験者として、株式会社ISSINのスマートバスマットご利用者を想定
株式会社Enjoydream Holdings ①筋肉アクティベーションコンテンツの提供
Being ①ヨガコンテンツの提供
528株式会社 ②ゴールデンエイジパーソナルケアサービス(音楽体験)の提供、運用・②の被験者の提供
期間
実証実験 2023年1月〜2月
効果検証 2023年2月〜3月
実施場所 オンライン

実施イメージ

実施イメージ

2.経済領域

経済領域
  • 【募集テーマ】ロボットや業務自動化による労働力・人材不足の解消
  • 【採択パートナー】アダワープジャパン株式会社
  • 【実証実験内容】リアルタイムな遠隔操作によるマルチタスクロボットオペレーションの実現
背景・狙い 人手不足解消の手段として、ロボットの導入が各業界で進んでいますが、現在主流のロボットは単一作業がメインで、人間に代わりマルチタスク対応が可能なロボットが期待されています。
本プロジェクトでは、マルチタスクロボットオペレーションの実現で、ロボットを社会実装し、労働力・人材不足の解消をめざします。
  • ※一人のオペレーターが複数のロボットを切り替えながら操作する技術
実証実験内容 本実証実験では一つのロボットに安価で汎用的な遠隔操作ソフトウェアを実装し、マルチロボットオペレーション(例:受付・案内・配膳など)のリアルタイムな遠隔操作の実現性を検証していきます。
各社の役割
NTT西日本 リアルタイム操作を支えるネットワーク環境の構築
アダワープジャパン株式会社 遠隔操作クラウドWarpnerを利用した複数台のロボットの遠隔操作ソフトウェアの提供
  • ※従来の高コストな遠隔操作技術を、WebRTC(音声やビデオ、データなどをWebブラウザ間でリアルタイムにやり取りするための通信規格)を活用し低コストで実現したクラウドサービス
期間
フィールド実証 2022年12月〜2023年2月
効果検証 2023年2月〜3月
実施場所 QUINTBRIDGE
大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号

実施イメージ

実施イメージ

3.今後の予定

 残る1テーマについては、準備が整い次第、発表いたします。
 各プロジェクトについては、今後、実証実験・検討を重ね、2023年3月に成果報告会を開催予定です。

本件に関するお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室 (馬場)
MAIL:quintbridge_accel_inq@west.ntt.co.jp

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

ニュースリリース一覧