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野村萬斎(万作の会)とNTT西日本 狂言のデジタルトランスフォーメーション実現のための連携協定を締結に合意 −『狂言』のデジタル化により「普及・活用・伝承」を実現−

(報道発表資料)

2021年3月15日
株式会社万作の会
西日本電信電話株式会社

 野村萬斎が所属する株式会社万作の会(代表取締役社長:野村万作)と西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:小林 充佳、以下 NTT西日本)は、日本の伝統文化である狂言をより身近に、より楽しく、より永く後世へ紡ぎ、ICTを活用して「普及・活用・伝承」を推進していくことを目的として、連携協定を締結することといたします。

1.背景

 「万作の会」は、野村万作を中心に公演を行うグループです。万作をはじめ、野村萬斎・石田幸雄ほか「万作の会」の狂言師たちは、国内外で多くの狂言・能公演に出演しています。また、一般の方に狂言を体感して頂くワークショップや、大学やカルチャースクール、専門学校などで講師として指導を行い、狂言の普及活動に努めています。一方、古典はもとより、狂言の技法を駆使した新しい試みにも取り組んでいます。
 NTT西日本は「ソーシャルICTパイオニア」として、様々な企業や自治体などとともにICTを活用して地域の抱える社会課題解決にむけ取り組んでおります。
 このたび、エンターテイメントの分野で従来のような観客の来場を前提とした手法が困難となっている状況を踏まえて、withコロナ、afterコロナ時代における狂言の新たな楽しみ方を実現するため、万作の会とNTT西日本で連携協定を締結することといたしました。ICTを活用して狂言のDX推進にむけ相互に連携し、日本の伝統文化である狂言の「普及・活用・伝承」をさらにすすめてまいります。

2.連携内容

 両者連携のもと、狂言のデジタルトランスフォーメーションを実現してまいります。

狂言DX

取り組み事項

 ICTを活用した狂言の《普及・活用・伝承》に取り組んでまいります。

<1>狂言の普及

 「世界文化遺産」の一つである狂言を、より多くの方に知っていただき皆様のものにしていただくため、またWithコロナAfterコロナにおいても安心して楽しんでいただくため、REALIVE360※1を活用したマルチアングルVR映像により、多角的で臨場感のあふれる狂言の鑑賞体験を提供することをめざす

<2>狂言の活用

 ICTと組み合わせることでその歴史や魅力、楽しみ方をわかりやすく伝える「解説」や「デジタル演出」などを加え、より効果的なかたちで教育現場での活用をめざす
 さらにはあらゆる人の自己表現のためのツールの一つとして、分身ロボットOriHime※2を活用し、置かれた状況をとわず楽しめるような体験ワークショップへの活用をめざす

<3>狂言の伝承

 狂言とICTが組み合わさることで、従来の古典とは違う側面での狂言による社会貢献をめざす
 そのための手段として、狂言の演目を劣化の少ないデジタルでのアーカイブ化、さらに将来的には、共同研究により言語化できない細かな一つ一つの技術を解明し、後世への継承に活かすことをめざす

 なお、本取り組みにおいては準備・運営をリモートで実施するためのツールとしてNTT西日本グループ提供のビジネスチャット「elgana」※3を活用し、スピーディでかつセキュアな相互コミュニケーションを図っています。

締結期間

 2021年3月15日〜2024年3月31日(3年間)

3.各社の役割

万作の会 企画・演目選定、出演、演出
NTT西日本 企画、活用するICT選定・提供、コンテンツ制作、配信

4.今後の展開について

 本連携を契機に、永い間脈々と受け継がれてきた狂言に対してICTを活用することでより多くの人々に楽しんでもらい、また後世への確かなと伝承へとつなげ、世界最古の現存する芸能のひとつである狂言の知恵を現代に生かすことをめざします。

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

審査 W20-01858