学校法人立命館との教育・学術と地域社会とをつなぐ「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」創造に関する連携協定について

1．協定締結の背景と目的について

　立命館大学では、「学園ビジョンR2030」のもと、京都、滋賀、大阪の3キャンパス全体での教育・研究の質向上をめざしています。そのための取組みの一つとして、2024年度、映像学部・情報理工学部が大阪いばらきキャンパス（大阪府茨木市）へ移転^※1し、これを機に、同キャンパスを、学術研究・教育・産業界などさまざまな分野を繋ぎ、地域社会の発展に導く「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」として新たに創造することを構想しています。
　また、ＮＴＴ西日本は、社会を取り巻く環境変化がもたらすさまざまな課題に対し、先頭に立って ICTの力で解決をしていく「ソーシャル ICTパイオニア」として、これまで培ってきた経験や技術力を活かした各種ICTの展開を推進し、教育機関や地域経済の活性化に取り組んでいます。
　このような背景のもと、立命館とＮＴＴ西日本は、ICTを活用した学びの環境と地域協創のさらなる活性化・発展を図るため、今回、連携協定を締結することとなりました。

※1立命館大学キャンパス移転について

8月25日15：00以降に立命館大学のホームページ（http://www.ritsumei.ac.jp/）に掲載します。

2．協定締結日

　2020年8月25日（火）

3．本協定に基づく連携事項

　ＮＴＴ西日本が保有する高品質なネットワーク、クラウドやIoT、AI、xR^※2などの先端情報技術を活用し、社会のさまざまな業種・業界との協働・連携のもと、研究・教育・社会貢献活動の結節点となる「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」の創造に寄与してまいります。

1. （1）立命館キャンパスのインフラ、および学校の各種研究・教育等に関する分野
2. （2）地域社会の振興・発展に資するプロジェクトに関する連携・協働に関する分野
3. （3）先端情報技術および各種データを活用した社会課題解決、人材育成、スポーツ・健康・文化等の振興・発展や研究・教育のグローバル化に関するプロジェクト推進および実証実験に関する分野

• ※2xR（Cross Reality）…VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)など、現実世界と仮想世界を融合する様々な技術の総称。