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(報道発表資料)
2016年12月1日
学校法人梅村学園
西日本電信電話株式会社
学校法人梅村学園・中京大学(名古屋市昭和区、総長・理事長:梅村 清英)と、西日本電信電話株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:村尾 和俊 以下、NTT西日本)は、ICTを活用して収集したバイタルデータ等を活用し、トップアスリートの育成をサポートする新たなトライアル(以下、本トライアル)を12月1日より実施します。
本トライアルでは、映像データによる視覚的な評価・分析や、トレーニング中の心拍数・3軸加速度などのバイタルデータを数値化することによる客観的な分析を実施し、ICTを活用したトレーニング環境整備によりトップアスリートの育成に貢献することをめざします。
「遅延同期ビデオフィードバック」※1技術により、映像によるフォーム等のチェック時において、撮影した映像を指定の時間だけ遅延させて自動再生、かつ特別な操作をすることなく、撮影した映像を比較したい映像と任意のポイントで瞬時に自動同期させることができるため、フォーム等の映像チェックと同時に対象映像との比較が可能となります。
この技術により、トレーニングのイメージが体と頭により強く残っている状態で映像によるチェックができるため、より効率的なトレーニングが可能と考えており、最適な映像提示方法、操作方法などのノウハウ、技術の蓄積をめざします。
機能素材「hitoe®」※2を採用したウエアラブルセンサー「C3fit IN-pulse(シースリーフィット インパルス)」※3を着用することで、トレーニング時の心拍数、3軸加速度等のバイタルデータを取得し分析することにより、各シーンに応じた効率的なトレーニングの実現をめざします。
また、機能素材hitoe®を水中での競技に活用し、バイタル信号を計測する基礎研究も併せて実施し、水中で取得したバイタル信号から、疲労度などを可視化することで、水泳をはじめとする水中競技のトレーニング管理や選手強化に役立つツールの実現をめざします。
<実施場所> | 中京大学 豊田キャンパス等 |
<実施期間> | 2016年12月1日(木) 〜 2017年11月30日(木) |
<実施競技> | 陸上(棒高跳び、走り高跳び)、水泳 |
今後、映像データやバイタルデータをネットワークでクラウドへつなげて遠隔コーチングに応用することや、睡眠時間や質などのデータを基に、トレーニング効果の分析やトレーニングメニューの組み立てなど、トップアスリートへの新たなコーチングスタイル確立を検討します。さらには、中京大学の「CISP」トレーニングプログラム※4とICTを組み合わせ、トップアスリートのみならず、スポーツ愛好者への応用や中高年者の健康維持などへの貢献をめざします。
別紙・参考資料
西日本電信電話株式会社
ビジネス営業本部 アドバンストソリューション営業部 文教担当
宇佐見・平石
TEL:052-291-2564
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
審査 16-1830-1