DXで業務の効率化を図る志摩市

大きな成果をあげた降雨確認システムの構築

三重県は、伊勢神宮を中心に世界でも有数の歴史を有し、また北部の都市工業エリアと南部の自然あふれる観光農業が盛んなエリアをあわせ持っており、地域活性モデルとなり得る可能性を秘めています。この魅力あふれる地域性をいかしながら暮らしや事業をより豊かに便利にしていくお手伝いをするのが、私たちの役割です。

現在、社会のニーズが多様化する中で、労働力不足は深刻になっており、三重県においても自治体や企業のみなさまがICTを活用し、従来と異なる仕組みを作って業務の効率化を図るDX^※1に取り組まれています。

例えば、志摩市さまには、DXの導入をどのように進め業務効率化を図るのかという課題がありました。そこでまず志摩市さまの方で、ソフトウェアロボットを用いて繰り返し作業を自動化するRPA^※2の実証実験をされ、その有効性を確認後、NTTグループで研究開発された「WinActor^※3」を導入されました。特に、大きな効果を発揮したのが土砂災害を予測するための降雨確認システムです。「WinActor」の拡張機能を活用してチャットアプリと連携させ、雨量確認をはじめこれまで職員が行っていた業務の大半を「WinActor」に代行させることで業務の効率化を実現されました。

私たちは今後も、自治体や企業のみなさまのDX推進の後押しをしてまいります。また、県の主産業である農林水産業や観光業ではまだまだICTの活用の余地があり、業務効率化の大きな可能性があると考えています。私たちはそうした分野においても、みなさまと一緒に課題解決に取り組み、地域の元気と発展に貢献してまいります。

1. ※1 DX :デジタルトランスフォーメーション
2. ※2 RPA :ロボティック・プロセス・オートメーション
3. ※3 「WinActor」はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

※上記は2021年11月30日時点の情報です。

※「elgana」はNTTビジネスソリューションズ株式会社が提供するサービスです。「elgana」は、NTTビジネスソリューションズ株式会社が商標登録済みです。