植物由来の土に還るプラスチックとは、とうもろこしなどのデンプンを醗酵させてできたポリ乳酸を原料とし、使用中は従来の石油製プラスチックと同程度の機能を保ちながら、使用後は土中・水中などの自然界に存在する微生物の働きによって、水と二酸化炭素（CO2）に分解されます。分解された後は、次の植物が育つための光合成の養分となる「CO2排出量が“0”の自然界循環型リサイクル素材」です。また、燃やしても有害ガスが発生しません。（図）（写真）

植物由来の生分解性プラスチックの自然循環図	台所用水切りネット分解写真

NTTネオメイトが、これまでに企画した商品は30種類になります。
代表的な商品としては、NTT株主総会で株主様が「受付票」を入れるネックストラップや、企業が年末にお客様にお渡しする「卓上カレンダー」があり、NTTグループでは多数の会社で使用されています。
  また、環境ビジネスECO＆Bを通じた地球環境保護の普及活動の一環として、「びわ湖環境ビジネスメッセ」などの各種環境イベントに出展し、地球規模の地球環境保護活動の重要性を訴えかけるとともに、一人ひとりの取り組みの必要性を呼びかけています。

昨年度は、ネオメイト（旧ネオメイト北陸）が、これまでの6年間にわたり、全国にバイオマスプラスチック活用の普及・促進を図ったことが認められ、平成17年度バイオマス活用優良事業所表彰の「バイオマス活用協議会会長賞」を受賞しました。
  今後も、地球にやさしい土に還るプラスチック商品を企画・販売するとともに、NTTグループで使用する資材・商品への活用を積極的に推進し、環境ビジネスECO＆Bを通じた地球環境保護活動を展開していきます。