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狂言×ICT ニューノーマルな時代の今、ICTのチカラで、もっと親しめるエンターテインメントへ。万作の会×NTT西日本

●本記載内容は2021年3月時点のものです。

プロジェクト概念

生活感情の機微を
洗練された笑いに表現する「狂言」。
知れば知るほど引き込まれる
この狂言の世界を
より身近に、より楽しく、より永く。
ニューノーマル時代の今、
ICTのチカラで、
もっと親しめるエンターテインメントへ。
古の知恵に、
現代のデジタルテクノロジーを加え
狂言の可能性を追求します。
狂言という伝統文化を現代に生かすため
私たちは
デジタルトランスフォーメーション(略称:DX)
によって
ICTを活用した新たな価値創造に挑戦し、
豊かで活力ある社会づくりに
貢献していきます。

取り組み概要

「狂言DX」とは、
狂言・能公演に出演するグループ「万作の会」を、
NTT西日本グループがICTでサポートし、
日本特有の伝統芸能である
「狂言」の普及・伝承そして活用を
めざすプロジェクトです。

狂言デジタルトランスフォーメーション
狂言の普及
「世界文化遺産」の一つである狂言を、より多くの方に知っていただき皆様のものにしていただくため、またWithコロナAfterコロナにおいても安心して楽しんでいただくため、REALIVE360を活用したマルチアングルVR映像により、多角的で臨場感のあふれる狂言の鑑賞体験を提供することをめざす。
狂言の活用
ICTと組み合わせることでその歴史や魅力、楽しみ方をわかりやすく伝える「解説」や「デジタル演出」などを加え、より効果的なかたちで教育現場での活用をめざす。さらにはあらゆる人の自己表現のためのツールの一つとして、分身ロボットOriHimeを活用し、置かれた状況をとわず楽しめるような体験ワークショップへの活用をめざす。
狂言の伝承
狂言とICTが組み合わさることで、従来の古典とは違う側面での狂言による社会貢献をめざす。そのための手段として、狂言の演目を劣化の少ないデジタルでのアーカイブ化、さらに将来的には、共同研究により言語化できない細かな一つ一つの技術を解明し、後世への継承に活かすことをめざす。
万作の会×NTT西日本

万作の会

野村万作を中心に公演を行う狂言師のグループです。万作をはじめ、野村萬斎ら「万作の会」の狂言師は国内外で多くの狂言・能公演に出演しています。またワークショップなどを精力的に行い、狂言の普及活動に努める一方で、古典はもとより、狂言の技法を駆使した新しい試みにも取り組んでいます。

万作の会 野村萬斎さんに
メッセージをいただきました。

狂言師 野村萬斎

コロナ禍は、改めてエンターテインメントの本質を考え、歴史の波をくぐりぬけ生き残ってきた「狂言」など伝統芸能の強靭さに思いを致す機会となりました。私たちは狂言師として、ソーシャルICTパイオニアのNTT西日本様と取り組ませて頂くことで、「狂言」をより多くの方に楽しんで頂くとともに、内在する知恵や工夫を現代とさらなる未来のため活用し、社会へ貢献することをめざしてまいります。今後の取り組みにご期待頂ければ幸いです。

狂言師 野村 萬斎

ICTツール紹介

狂言の普及を支えるICT

VR映像配信サービス

舞台鑑賞を、手軽に、いつでも、どこでも

アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットで高精細なVR映像が視聴でき、複数のアングルから見たいアングルを選択できる。座席の固定された劇場とは一味違った高臨場感を味わえる。

  • ※「REALIVE360」はエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社が提供するサービスです。

狂言で活用するICT

遠隔操作型分身ロボット

より多くの方にとって、身近で楽しめる狂言に

インターネットを通じて遠隔操作が可能な分身ロボットで、狂言を鑑賞したり、体験したり。ICTを活用し、離れたところからでも狂言を楽しめる。「狂言」を、さまざまな状況に置かれるより多くの人が親しめるものに。

  • ※「OriHime」は、株式会社オリィ研究所が提供するサービスです。

プロジェクト推進を支えるICT

ビジネスチャットアプリ

プロジェクト運営を円滑かつ効率的に

狂言DXプロジェクトのコミュニケーション基盤として、NTT西日本のビジネスチャット「elgana®(エルガナ)」を活用。ビジネス向けのセキュアな環境下で、「時間・場所」にとらわれない快適なコミュニケーションでプロジェクトを推進中。

  • ※「elgana®」は、西日本電信電話株式会社の登録商標です。

その他のリモートワーク・テレワーク商材も
取り扱っております。

審査24-58