林業×デジタルトランスフォーメーション
~ドローンを活用した森林調査~
2020年3月26日掲載
労働人口減少や後継者不足などの課題を抱える中、地域林業の活性化にむけ、NTT西日本は、効率的な森林経営をICTでサポートしています。
地域林業で大きな課題となっているのが、管理されていない “民有林”の状況調査。
広大さゆえに、調査にも莫大な労力と費用がかかってしまいます。
そこで、NTT西日本は産官学連携のもと、「ドローン」を活用した効率的な森林調査の共同実験を行いました。(※1)
森林上空にドローンを飛行させ、搭載したカメラとレーザーで、エリア内の対象となる木の「本数」や「高さ」などを計測します。
共同実験では、およそ25haの敷地を計測。
従来、4名で10日ほどかかる場合もある中、今回のケースでは4時間で計測できました。
この森林資源情報のデータ化を “STEP1”ととらえ、将来的には、このデータをクラウド化・高度化することでデータの共有・活用を促し、生産流通が促進できるような仕組み等も検討しています。
NTT西日本は、ICT で、林業の未来に 貢献していきます。
- (※1)NTTグループ、宮崎中央森林組合、宮崎大学、専門技術を持つベンダーと連携した共同実験
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