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西日本のICTソリューション「Smart10x」で地域を活性化!

富山の漁業をつくり変えて魅力ある富山県へ

    データの解析・活用で漁業経営の安定と水産物流通を革新

      雄大な立山連峰や天然の生け簀といわれる富山湾など自然の恵み豊かな富山県。その一方で、日本海側屈指の産業基盤を有し、コンパクトシティ戦略に代表される先進的なまちづくりも進んでいます。こうした資源に磨きをかけてますます魅力的な地域であり続けるために、私たちはICTを武器に、少子高齢化や働き手不足など富山県の抱える社会課題の解決に注力しています。

      私たちはまず、県全体を元気にしたいという思いから「漁業の活性化」の取り組みから始めました。きときとと称される魚介類は県民の誇りであり、すべての産業に大きな影響与える資源だからです。しかし現状は、好漁不漁による経営の不安定さや漁業従事者の後継者問題といった課題に直面していました。

      そこで生産現場である漁場での操業効率化や生産性の向上のために沖合の定置網や海上生け簀にICTブイを設置。海水の温度や潮流、海上の風をセンシングし、それらのデータ化を進めています。これにより、陸にいながら出漁判断ができるので大幅な効率化が可能になります。今後は、各漁場で集めたビッグデータの統合・分析によって漁獲の予測や富山県海産物の販路拡大にも努めながら、需要データをも活用してバリューチェーンを最適化し、漁業経営の安定化や食品ロスの削減といった社会課題の解決にもつなげていきたいと考えています。

      さらに、漁業に限らず幅広い産業分野でNTT西日本が「スマート10x」で培った技術やノウハウをいかし、県民のみなさまと共に課題の本質を見極め、富山県の活性化に貢献してまいります。

      ※上記は2021年11月18日時点の情報です。

      水産物流通プラットフォーム運用イメージ

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          審査 22-1463-1