中山間地域モデルの構築など安心・安全に暮らせる島根県へ

防災・地域医療・産業の活性化に取り組み持続可能な未来づくりに貢献

島根県は東西に長く、広い面積を有していますが、山間地が多く、ほとんどの市町村が中山間地域に指定されています。そのため交通手段が少なく、買い物や通院など生活する上で不便さが生じはじめている地域もあります。特に危惧されているのが、河川の氾濫など自然災害に対する防災・減災の取り組み、中山間地域の医師不足など地域医療の維持・継続、および人口減少・少子高齢化に伴う労働力減少の中での産業の維持・活性化です。どれも地域のみなさまの安心・安全な暮らしに関わる重要な課題です。

私たちは今、これらの課題をICTによって解決する取り組みを進めています。たとえば、中山間地域対策として美里町さまと防災・減災および地域医療の課題解決について検討を進めています。防災・減災については、災害発生時の被害状況の迅速かつ正確な情報把握、住民や関係機関への正確な情報発信など、より効率的な体制づくりに努めています。

地域医療については、医師不足や高齢者の通院に伴う移動の難しさという課題があり、新たにオンライン診療の浸透に向けた中山間地域モデルを構築し、持続可能な医療提供が実現できる環境づくりをめざしています。

さらに人口減少やそれに伴う働き手不足解消のために、現場のお客さまと一緒にDXを推進しており、たとえば手書き書類の自動読み取りや提携業務の自動化など業務の効率化を実現しています。

今後も島根県のみなさまが安心・安全に暮らしていける社会づくりに向けて、ICTの力を通じて、みなさまとともに島根県の持続的な未来の実現に貢献してまいります。

※上記は2022年3月24日時点の情報です。