「ずっと住み続けたいまちづくり」を進める神戸市
市民目線で真に市民の求めるサービスの創出をめざして
私たちは兵庫県において、より良い暮らしの実現と地域や産業の発展への貢献を使命と考え、通信サービスの品質の維持・向上を基本に、ICTを活用して地域の課題解決を進めています。今回はその事例として神戸市さまとのスマートシティ※1構想をご紹介します。
神戸市さまは「Human×Smart City KOBE」をコンセプトに、市民目線で「ずっと住み続けたいまちづくり」を産学官民の共創により進められています。加えて、新たな産業の創出・発展に向け、”データの地産地消”をこの取り組みを通じて実現しようとされています。私たちは、神戸市さまのこうした構想を、ICTを活用してご支援しています。
その一つが「神戸市スマートシティポータル(仮称)」構築のサポートです。これまで各所に分散し市民のみなさまにとってわかりづらくなっていたサービス・情報をポータルサイトで一元的に見ることができるようにするなど、より快適な市民サービスを実現します。
二つめは、スマートシティに関わる実証事業の推進です。2021年11月より灘区の水道橋商店街エリアで地域限定の通貨による商店街への集客効果や経済効果の検証を行っており、買い物客の人流など各種データを収集・分析し、地域を活性化する事業の創出やサービスの提供をめざしています。
三つめは、市民の意見を広くうかがい、より良いサービスを創出していく活動です。神戸市内のさまざまなコミュニティとの連携や各種広報・SNSを通じ、老若男女幅広い方々のご意見をうかがい、真に市民に求められるサービスを創出したいと考えています。
今後も、兵庫県にお住まいのみなさまや、自治体・企業・団体・大学の方々と連携し、その地域の課題に向き合い、私たちの強みであるICTを活用した解決策のご提案を通じて地域社会の活性化と住民のみなさまのウェルビーイング※2に貢献してまいります。
- ※1 スマートシティとは、ICTなど先進技術を活用して、暮らしやすい未来型の街を実現する世界的にも注目されている取り組み
- ※2 ウェルビーイング(well being)とは、肉体的にも、精神的にも、社会的にもすべてが満たされた状態のこと。世界保健機構(WHO)憲章前文より(公益社団法人日本WHO協会訳)
※上記は2022年1月11日時点の情報です。


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