2022年8月25日の通信設備故障による通信サービスへの影響について

概要

　伝送装置（ルーター間を接続する通信設備）の故障により、一部エリアにおいてインターネット通信等がつながらない状況が発生しました。
　その後、回復措置を実施し、つながらない状況は解消しましたが、つながらない状況を解消させるための措置を取ったことに伴い西日本全域で一部のお客さまがつながりにくい状況が発生しました。

通信サービスへの影響

故障発生から回復まで長時間にわたり、西日本全域の一部のお客さまへご不便・ご迷惑をおかけしました。

１ 伝送装置故障に伴う影響

＜つながらない状況の発生＞

■対象サービス: フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライト、フレッツ 光クロス　　　＜接続方式: IPoE＞

※影響回線数については光コラボレーションモデル含む

■対象サービス: フレッツ・キャスト

２ 回復措置の実施に伴う影響

＜つながりにくい状況の発生＞

■対象サービス: フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライト、フレッツ 光クロス　　　＜接続方式: IPoE＞

※影響回線数については光コラボレーションモデル含む

■対象サービス: フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライト、フレッツ 光クロス、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN　　　＜接続方式: PPPoE＞

※影響回線数については光コラボレーションモデル含む

＜つながらない状況の発生＞

■対象サービス: フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライト、フレッツ 光クロス、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN　　　＜接続方式: PPPoE＞

※影響回線数については光コラボレーションモデル含む

■対象サービス: ひかり電話

※影響回線数については光コラボレーションモデル含む

発生事象と原因

　伝送装置の同時故障により多数の伝送路が断となったため、インターネット通信がつながらない状況が発生しました。暫定措置として「他伝送装置の代用」および「ルーターでの通信経路変更」による回復措置を実施し、つながらない状況は解消しましたが、つながらない状況を解消させるための措置を取ったことに伴い西日本全域で一部のお客さまがつながりにくい状況が発生しました。
　また、多数の伝送路断に伴い全体状況の把握及び多数の迂回処理のため、回復までに時間を要しました。

＜発生事象＞

１ つながらない状況の発生

　伝送装置（ルーター間を接続する通信設備）が故障し、多数の伝送路が断となったことにより、一部のお客さまのインターネット通信がつながらない状況が発生。

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２ つながらない状況の解消（つながりにくい状況への移行）

　つながらない状況の早期復旧に向けた暫定措置として、「他伝送装置の代用」および「ルーターでの通信経路変更」による回復措置を実施し、つながらない状況が解消。
　しかしながら、暫定措置に伴い一部の区間において帯域が不足したため、副次的に西日本全域の一部のお客さまにおいてつながりにくい状況が発生。

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３ つながりにくい状況の解消

　インターネット通信を利用するための帯域を確保するための対処として、各エリアごとに「ルーターでの通信経路変更」による迂回処理を行い、つながりにくい状況を順次解消。

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＜原因＞

• 当社が設置する伝送装置について、監視制御機能部内では現用部（通常立ち上がっているもの）と待機部（現用部が何らかの理由で使用できない状態になった場合に備えたもの）とで設定情報等は同期を取る形となっておりますが、伝送装置の保守構成が適切な状態となっていなかったことにより、監視制御を行う機能部分に高い負荷がかかり同期が取れない状態となりました。
• このことを契機として、伝送装置のソフトウェアの不具合が顕在化し、これにより、その後、関連部の設定情報等が初期化される挙動となり、結果としてインターネット通信がつながらない、つながりにくい状況を発生させることとなりました。

再発防止策

　弊社は、重要インフラである通信サービスを提供する企業としての社会的責任を果たすべく、通信サービスの確実安定的な提供に今後も努め、同様の事象を発生させることのないよう、再発防止に努めてまいります。