第63回じまんの家族図画・作文コンクール
特賞(作文の部)2学年の部
港川小学校 よざ りょうま
「おかあさんのまほうのことば」
「いたいのいたいのはんぶんこ。」
このことばは、おかあさんのまほうのことばです。いもうとが、ころんでないているときおかあさんが、
「いたいのいたいのはんぶんこ。」
といって、いたいのをはんぶんこもらって、いたいふりします。そうしたら、いもうとはなきやんで、もうわらっています。ぼくも、おもしろくなって、きゃははとわらっています。ぼくのいえは、おかあさんが、いたいのいたいのはんぶんこっていったら、わらってなおります。だからまほうのことばです。
このまえ、おかあさんが元気がなくて、おふとんでよこになっていました。だから、おかあさんのあたまをなでて、いい子いい子しました。まほうのことばをいったらなおるかな?おかあさんのまねをしてみようとおもいました。
「いたいのいたいの、はんぶんこ。」
っていったら、おかあさんは、
「りょうま、ありがとう。」
ってわらってくれました。ぼくのまほうのことばがきいたみたいで、ほっとあんしんしました。やっぱり、わらってるかおがいいなとおもいました。
おかあさんは、よく
「たのしいことは二人ぶん、かなしいことは、はんぶん。」
と、うたっています。ぼくは、五人かぞくだから、たのしいことは五人ぶんです。きょうだいのだれかが、しょうじょうをもらったり、そろばんのしけんをごうかくしたら、おいわいします。おいわいも五人ぶんでうれしいです。かなしいことは、みんなでわけっこすれば、少しのかなしいですみます。だから、五人かぞくでよかったです。
「かぞくのみんな、いつもありがとう。ずっとずっと大好きだよ。」
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