次世代モビリティ 自動運転EVバス実証事業 in 南さつま市
2025年1月31日掲載
山と海に囲まれ、日本の豊かな自然と文化、伝統の残る町、鹿児島県南さつま市。
人口減少と高齢化が進む中、住民向けの持続可能な交通手段の確保が地域課題となっています。
特に、病院や買い物、通学などでバスに頼る生活が重要ですが、運転手不足が深刻です。
そこで、NTT西日本がサービス開発を進める「自動運転EVバスソリューション」を試験導入し、自動運転EVバスの導入実証事業が開始されました。
実証実験では、住民を乗せて市役所前から終点までの片道約30分のルートを1日5便、2週間にわたり運行。使用した車両は、マクニカ社の最新機種で、自動運転レベル4の運行も可能な車両です。
車内外に複数のセンサーやカメラを搭載し、事前にマッピングされたルート上を自動で安全検知しながら走行することができます。今回は導入実証のため、オペレーターも同乗するレベル2で走行しました。
バスのラッピングデザインは地元の高校生が担当。未来のまちづくりへの第一歩を官民一体となって取り組んでいます。
NTT西日本は、自動運転EVバスソリューションの導入に係るコンサルティングからリスクアセスメント、走行ルートの設計、運行開始後のサポートまでトータルでサポート。
バスの走行状況や車載カメラの様子は運行管理センターで遠隔監視し、アプリの予約状況を確認しながら利用者の乗車・降車をサポートしました。
南さつま市を含め12箇所で実証事業を行い、各地域の道路状況に応じたデータを分析し、完全自動運転の実現に向けて取り組みを加速させています。
NTT西日本グループは、地域の交通分野のより良い未来の実現に貢献していきます。
導入サービス
サービスのお問い合わせや見積依頼など、
お気軽にご相談ください