≪別紙1≫ “防災週間”における「災害用伝言ダイヤル(171)(電話サービス)」のご利用条件、操作方法等について
1.概要、提供状況等
「災害用伝言ダイヤル(171)」は、災害発生により被災地等への安否確認の電話が急激に増加して電話がかかりにくい状態になった時に、被災地の自宅電話番号等をキーにして安否等の伝言をお預かりし、被災地内外の家族や親戚、知人等との安否連絡を可能にする声の伝言板です。
平成7年に発生した阪神・淡路大震災での教訓を踏まえ災害発生時の緊急連絡手段として開発されたもので、平成10年3月から提供を開始しています。最近では、兵庫県淡路島地震(平成25年4月)、山口県・島根県豪雨(平成25年7月〜8月)の際に運用する等、これまでに43回の運用を行い、約490万件※1のご利用をいただいております。 なお、昨年の「防災週間」(平成24年8月30日〜9月5日)における体験利用の利用件数は、全国で約31万2千件※1でした。
- ※1録音と再生の延べ件数です。
2.運用時におけるご利用条件
体験利用の場合 | 実際の災害発生時 | |
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1.伝言の録音・再生の際にキーとできる電話番号 | 全国の市外局番から始まる電話番号 | 被災地およびその周辺(都道府県単位)の市外局番から始まる電話番号 |
2.伝言蓄積数 | 10伝言 | ※3 |
3.伝言保存期間 | 6時間※2 | |
4.伝言録音時間 | 30秒 | 同左 |
5.伝言録音・再生可能地域 | 全国から可能 | 録音は発災当初、被災地およびその周辺(都道府県単位)のエリアからのみ可能。その後、全国から録音可能。 再生は全国から可能。 |
6.利用が可能な電話・端末 | 加入電話、ISDN※4、公衆電話、ひかり電話(電話サービス)※4 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。 |
加入電話、ISDN※4、公衆電話、ひかり電話(電話サービス)※4 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。 *録音は発災当初、加入電話、ISDN、公衆電話、ひかり電話のみ可能です。(全国から録音が可能となった時点で、携帯電話、PHSからも録音が可能となります) |
- ※26時間を超えなくても、「体験利用」終了で伝言は削除します。
- ※3伝言蓄積数、伝言保存期間は、災害の状況により異なります。最新の情報はNTT東日本、NTT西日本公式ホームページ等でご確認ください。
- ※4ISDN及び、ひかり電話でダイヤル式電話をお使いの場合には、ご利用になれません。
3.ご利用にあたっての留意点
- 家族や親戚、知人等との間で、録音・再生の際の「キーとする電話番号」を予め決めておいてください。
- 限られた録音時間内で的確に情報を録音できるようお話しください。
- 伝言を再生する場合は、「キーとする電話番号」を指定する事でご利用できます。
「災害用伝言ダイヤル(171)」の基本的操作方法
「171」をダイヤルし、音声ガイダンスに従って伝言の録音、再生を行ってください。
操作手順 | 伝言の録音 | 伝言の再生 | 通話料は発生しません | |||
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<1> | 171をダイヤル | ![]() |
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<2> | 録音または再生を選ぶ。 | [ガイダンス] こちらは災害用伝言ダイヤルセンタです。録音される方は「1」、再生される方は「2」、暗証番号を利用する録音は「3」、暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤルしてください。 |
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(暗証番号なし) | (暗証番号あり) | (暗証番号なし) | (暗証番号あり) | |||
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[ガイダンス] 4桁の暗証番号をダイヤルしてください。 |
[ガイダンス] 4桁の暗証番号をダイヤルしてください。 |
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<3> | 被災地の方の電話番号を入力する。 | [ガイダンス] 被災地の方はご自宅の電話番号、または、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。被災地域以外の方は、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。 |
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伝言ダイヤルセンタに接続します。※1 | ||||||
<4> | メッセージの録音 メッセージの再生 |
[ガイダンス] 電話番号0XXXXXXXXX(、暗証番号XXXX)の伝言を録音します。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の「1」のあとシャープを押してください。ダイヤル式の方はそのままお待ちください。尚、電話番号が誤りの場合、もう一度おかけ直しください。 |
通話料が発生します※2 | |||
ダイヤル式電話機の場合 | プッシュ式電話機の場合 | ダイヤル式電話機の場合 | プッシュ式電話機の場合 | |||
(ガイダンスが流れるまでお待ちください) | ![]() |
(ガイダンスが流れるまでお待ちください) | ![]() |
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[ガイダンス] 伝言をお預かりします。ピッという音の後に、30秒以内でお話ください。お話が終わりましたら、電話をお切りください。 |
[ガイダンス] 伝言をお預かりします。ピッという音の後に、30秒以内でお話ください。お話が終わりましたら、数字の9の後シャープを押してください。 |
[ガイダンス] 新しい伝言からお伝えします。 |
[ガイダンス] 新しい伝言からお伝えします。伝言を繰返す時は、数字の8の後シャープを、次の伝言に移る時は、数字の9の後シャープを押してください。 |
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伝言の録音 | 伝言の再生 | |||||
(ガイダンスが流れるまでお待ちください) | 録音終了後![]() |
[ガイダンス] お伝えする伝言は以上です。 |
[ガイダンス] お伝えする伝言は以上です。伝言を追加して録音される時は、数字の3の後、シャープを押してください。 |
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[ガイダンス] 伝言を繰返します。訂正される時は数字の8の後シャープを押してください。 |
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録音した伝言内容を確認する。 | (ガイダンスが流れるまでお待ちください) | |||||
[ガイダンス] 伝言をお預かりしました。 |
[ガイダンス] お伝えする伝言は以上です。 |
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<5> | 終了 | 自動で終話します。 |
- ※1センタ利用料について
伝言録音・再生を行うためのセンタ利用料は無料です。 - ※2通話料について
「メッセージの録音」操作時において、録音できる伝言数を超えていた場合、または、「メッセージの再生」操作時において、お預かりしている伝言がない場合は通話料はかかりません。
覚えてください、災害時の声の伝言板 災害用伝言ダイヤル(171)
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審査 13-1308-1