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4.2 V.25bisコマンド


V.25bisコマンド設定時は、パソコン間のデータ速度とフォーマットが次のように固定されますのでパソコンの設定を合わせてください。

 データ速度 :9600bit/s
 フォーマット :非同期, 8ビット, パリティなし, ストップビット1


参考: V.25bisコマンドはDチャネルパケット通信でのみご利用になれます。
参考: サブアドレスセパレータは“/”です。





V.25bisコマンドは、以下の形式で入力します。
 CRコードで終わります。
 文字は半角を使用してください。
 コマンドの英字は、大文字でも小文字でもかまいません。
 コードはアスキーを使用します。



V.25bisのコマンドおよびインディケーションのデータフォーマットを以下に示します。

コマンド/インディケーション CR

注意: Windows98(システム:Microsoft Windows98 4.10, 1998)のハイパーターミナルでは、V.25bisコマンドモードの手動応答時は着信メッセージが画面に表示されないため使用できません。自動応答でご使用ください。


コマンドの説明


CIC

機   能
DICコマンドの設定を解除します。また、着信時に本コマンドで応答します。
書   式
CIC<パラメータ1>
パラメータ
<パラメータ1>
[ ユーザデータ
入 力 例
CIC
CIC [ABCD
補   足
・ ユーザデータは最大128桁で次の文字が使用できます。
0〜9, *, #, 英字
・ ユーザデータの前には[ を入れてください。
・ ユーザデータはファーストセレクト要求ファシリティが付加されたCNパケットを受信した場合に有効となります。

CRN, CRNX

機   能
発信して相手を呼出します。
書   式
CRN<パラメータ1> </パラメータ2> <パラメータ3>
CRNX<パラメータ1> </パラメータ2> <パラメータ3>
パラメータ
<パラメータ1>
相手アドレス(相手電話番号)
$相手アドレス :着信課金要求を付加して発信します。
<パラメータ2>
相手サブアドレス
<パラメータ3>
[ ユーザデータ
入 力 例
CRN0123456789 [ABCD
補   足
・ 相手電話番号は最大15桁で0〜9の数字が使用できます。
  その他の文字は使用しても無視します。
・ 相手サブアドレスは最大38桁で0〜9の数字が使用できます。
  また、/以降が省略された場合は相手サブアドレス指定なしとみなします。
・ ユーザデータはファーストセレクト機能を使用すると最大128桁で次の文字が使用できます。通常は16桁使用できます。
  0〜9, *, #, 英字
・ ユーザデータの前には[ を入れてください。

CSD

機   能
接続時にCS信号をOFF後、ONにするまでの遅延時間を指定します。
書   式
CSD<パラメータ1>
パラメータ
<パラメータ1>
0 :20m秒
1 :40m秒
2 :80m秒
入 力 例
CSD1
補   足
初期値は0です。

DIC

機   能
着信に対する自動応答をできないようにします。また、着信時に実行すると着信拒否になります。
書   式
DIC

FLW

機   能
フロー制御方式の設定をします。
書   式
FLW<パラメータ1>
パラメータ
<パラメータ1>
0 :フロー制御なし
2 :CSフロー制御
3 :RS-CSフロー制御
入 力 例
FLW0
補   足
初期値は3です。

PRO

機   能
プロファイル番号を指定します。
書   式
PRO<パラメータ1>
パラメータ
<パラメータ1>
0〜9:プロファイル番号
入 力 例
PRO3
補   足
・ 初期値は0です。
・ 本データは保存されません。

REG

機   能
各レジスタの設定と設定値の表示を行います。
書   式
REG<パラメータ1> <=パラメータ2>
パラメータ
<パラメータ1>
<=パラメータ2>
0 :V.25bisコマンドの設定値とPレジスタの設定値を表示
3 :V.25bisコマンドの設定値を表示
Pn=m :Pnはレジスタ
mは設定値
入 力 例
REG 0
REG P3=6
補   足
変更できるPレジスタは「Pレジスタ」をご覧ください。

RIF

機   能
Dチャネルパケット通信の切断情報を表示します。
書   式
RIF
補   足
LIF(インディケーション)で切断情報が表示されます。

RST

機   能
リセットします。
書   式
RST<パラメータ1>
パラメータ
<パラメータ1>
0 :現在指定されているプロファイルの内容を読み込みます。
1 :プロファイルデータすべての設定値を工場出荷時の設定に戻します。
入 力 例
RST1

SCC

機   能
現在の設定値をPROコマンドで指定したプロファイルに登録します。
書   式
SCC

SET

機   能
コード体系を自動認識し、VALを返します。
書   式
SET
補   足
V.25bisコマンド使用時は、パソコン間のデータ速度は固定(9600bit/s、8ビット、パリティなし、ストップビット1)されます。



インディケーションの説明

CFI

機   能
CRNコマンド後、相手との接続がうまくいかなかったときにその理由を通知します。
書   式
CFI<パラメータ1> <[パラメータ2>
パラメータ
<パラメータ1>
NT :局または相手が何らかの障害のため接続できない
ET :相手が通信中である
RT :相手応答待ちタイマタイムアウト
AB :その他、発信終了後接続出来ず
DC :ER OFFで発信失敗
<パラメータ2>
:[ユーザデータ
出 力 例
CFIET
補   足
<パラメータ2>は、<パラメータ1>が「AB」のときのみに付加されます。また、付加するか否かは、P62レジスタで設定します。

INC

機   能
着信があった場合、応答するまで2秒間隔で通知します。
書   式
INC<パラメータ1> </パラメータ2> <[パラメータ3>
パラメータ
<パラメータ1>
発信側のアドレス
<パラメータ2>
発信側のサブアドレス
<パラメータ3>
ユーザデータ
出 力 例
INC0123456789[ABCD
補   足
パラメータ(付加情報)の付加するか否かはP61レジスタで設定します。

INV

機   能
コマンドが不正であったときに送出します。
書   式
INV

LIF

機   能
切断理由、診断符号を表示します。
書   式
LIF<パラメータ1> <,パラメータ2> <,パラメータ3>
パラメータ
<パラメータ1>
パケットタイプ
<パラメータ2>
切断理由
<パラメータ3>
診断符号
出 力 例
LIF CI, 019, 066
補   足
詳細についてはこちらを参照してください。

VAL

機   能
コマンドが正常であったときに送出します。
書   式
VAL





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