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「困った」に、いつも解決策がある。ホテルと“唯一無二”をつくる、NTT西日本の伴走

「困った」に、いつも解決策がある。ホテルと“唯一無二”をつくる、NTT西日本の伴走
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この記事の目次

この記事の内容【読了時間6分】

NTT西日本グループには、お客さまのそばでとことん向き合っている人がいるんだ。今回話を聞いたのは、営業3年目の井村さん。あるホテルのリニューアルで、Wi-Fi環境の整備から、空間の演出、館内で読めるマンガまで、いろんな提案をしてきたんだって。お客さまから「スタッフになってほしいくらい」と言われる伴走って、どんなものなんだろう。気になるよね。

interviewee 今回、話を聞いた人

井村 千紘さん

井村 千紘 (イムラ チヒロ)さん

NTT西日本
熊本ビジネス営業部

川上 真代さん

川上 真代 (カワカミ マサヨ)さん

HOTEL THE 7 熊本 副支配人

※記載の役職・所属は取材時点(2026年6月)の情報です

ホテルとNTT西日本って、どんなふうに出会うんだろう?

1.「最強のWi-Fiが欲しい」。一本の問い合わせから

すべては、一本の問い合わせから始まりました。「フレッツ光」という言葉も知らないところから営業職をスタートし、3年目を迎えた井村さん。ホテルやマンションへの建物まるごと光回線導入・Wi-Fi整備(全戸一括)に、一歩踏み込んだ価値を加えることを大切にしてきました。あるホテルのリニューアルに伴走することになったきっかけをうかがいます。

——お客さまとの出会いは、どんなものだったのでしょうか?

井村さん:客室のインターネット回線について、カスタマーコンタクトセンタへお問い合わせをいただいたのが始まりです。ご要望は大きく二つありました。一つめは「最強のWi-Fiが欲しい」、二つめが「熊本市内で唯一無二のホテルにしたい」というものでした。

——「最強のWi-Fi」には、どんな背景があったのでしょう。

井村さん:いまのホテル利用者は、滞在中もSNSや口コミサイトをずっと見ていたり、客室でそのまま仕事をしたりする方がほとんどなんです。だから、速くて安定した通信は、すべての宿泊体験の土台になるもの。オーナーさまが通信を単なる設備ではなく、宿泊体験そのものを左右する大切な軸として捉えていらっしゃるのを、強く感じました。

取材に応じる井村さん
「フレッツ光」という言葉も知らないところから営業職をスタートして3年目。
お客さまの一本の問い合わせが、長い伴走の入口になった。

ホテルにとって、Wi-Fiはただの設備じゃなくて、ホテルを訪れるお客さまの過ごし方そのものを支えているんだね。

驚くモグラ

「唯一無二のホテル」って、どうやってかたちにするのかな?

2.「唯一無二」のために、工程会議に通い続けた

二つめの要望、「熊本市内で唯一無二のホテルにしたい」。言葉にすると少し漠然とした願いを、井村さんはどう受けとめたのでしょうか。

——「唯一無二のホテル」というご要望は、最初は少し漠然としていませんでしたか?

井村さん:そうですね、最初は私もそう感じました。宿泊されるお客さまに満足してもらえるホテルにしたい、その思いははっきりしている。けれど、そのために何を選ぶのが最適なのか、決めかねていらっしゃる状態なんだと理解しました。だから、リニューアルした後にどんな体験を届けたいのか、その理想の景色をご一緒に共有するところから始めたいと考えたんです。

——その理想を共有するために、どんな行動をされたのでしょう。

井村さん:建物全体への光回線導入・Wi-Fi整備(全戸一括)が決まったタイミングで、改修工事の工程会議に毎回出席するようにしました。工程会議は、関係者全員が集まる場なので、進めるなかで出てくる困りごとをその場で拾えるんです。工事が完了した後も提案を続けたくて、課題を自分から探しに行く感覚でした。お客さまに一歩踏み込んだ価値を届けるうえで、あの会議に参加し続けたことはとても大きかったと感じています。

——最初の一歩は、どんな提案だったのですか?

井村さん:スマートキーの導入でした。施主さまのご希望のなかに「シリンダーキーをカードキーにしたい」という一文を見つけて、「それ、NTT西日本で解決できます!」とお伝えしたんです。一つひとつの困りごとに、こちらから手を挙げていく。その積み重ねが、唯一無二への一歩になっていきました。

伴走を振り返る井村さん
困りごとをその場で拾い、一つずつ提案にかえていく。
二人三脚の伴走が、 「唯一無二」を少しずつかたちにしていった。

言われたことに応えるだけじゃなくて、自分から課題を探しに行く。だから「唯一無二」が少しずつかたちになっていったんだね。

メモを取るモグラ

Wi-Fiから、どんな提案に広がっていったんだろう?

3.空間づくりも、マンガも。宿泊者目線で広がった提案

通信環境の整備から始まった伴走は、やがてホテルの“第一印象”や“館内での過ごし方”にまで広がっていきます。ここからは、井村さんと二人三脚で“選んでもらえるホテル”づくりに取り組んだ、副支配人の川上さんにもお話をうかがいました。

——印象に残っている提案はありますか?

川上さん:驚いたのは、空間演出の提案と、館内で読めるマンガのサブスクですね。「こういうものが欲しい」と最初から明確に求めていたわけではなくて、井村さんの提案をもとに、どんどん広がっていきました。空間演出は、もともと予算にも入っていなかったんです。それが、最終的には一番予算をかけた部分になりました。

——空間演出の提案は、どんなきっかけで生まれたのでしょう。

井村さん:たまたま、川上さんと一緒に別のホテルのロビーへ行く機会があったんです。そのとき「とても心地いいな」と感じたことが、すごく印象的で。ロビーでの第一印象が、そのままホテル全体の印象につながると気づきました。そこから空間演出の大切さに話が広がって、ご提案するに至りました。

川上さん:ホテルのエントランスが与える第一印象って、本当に大きいんだと痛感しました。空間演出で、ホテルの印象そのものが変わったと感じています。実際に、リニューアル前は男性のお客さまが多かったのですが、若い方や女性のお客さまが増えました。

——井村さんの動き方で、印象に残っていることは?

川上さん:工程会議にいつも出席してくれたのは、本当にありがたかったです。全体の進み具合に目を配るだけでなく、常に新しい困りごとを見つけて提案してくれる。しかもそれが、私たちの目線だけでなく、いつも宿泊者の目線に立った意見なんです。慌ただしい時期も、クロスの色やインテリアまで一緒に考えてくれて、最後まで宿泊者目線を忘れずにいてくれました。井村さんという人を、大好きになりましたね。

空間演出されたロビー
予算には入っていなかった空間の演出が、最終的に最も力を入れた部分に。
第一印象が変わり、訪れるお客さまの層も広がった。
館内で読めるマンガ
館内での過ごし方そのものを豊かにする一冊たち。
「こういうのが欲しかった」を、提案が先回りしてかたちにした。
特別フロアの和風空間
特別フロアの和風空間の演出
特別フロアの和風空間の演出。消臭や清掃などの提案はいまも続いている。

ロビーの空間づくりも、館内のマンガも、ぜんぶ「泊まる人がどう感じるか」から考えられているんだね。なんだか、自分も泊まってみたくなるなあ。

喜ぶモグラ

お客さまは、井村さんをどんな存在だと感じているのかな?

4.「取引先」ではなく「パートナー」へ

数えきれない提案を重ねた先で、ホテルと井村さんの関係はどう変わっていったのでしょう。最後に、これからのことをうかがいました。

——リニューアルを通して、いちばん感じていることは?

川上さん:2028年までに、熊本市内では5つのホテルが新しくオープンします。そのなかで「選んでもらえるホテルにする」、これが大きな目標でした。宿泊者にとって、通信が速くて安定しているのは当たり前で、いちばん厳しく見られる部分でもあります。リニューアルしてからは「つながりにくい」という声が一切なくなって、スタッフが対応に追われることもなくなりました。

——井村さんに、すべてを任せられたそうですね。

川上さん:そこも大きな安心でした。どんな相談ごとでも、しかるべき相手に話を通してくれて、「ここに電話してもらえれば大丈夫です」と言ってくれる。それも、感動の一つでしたね。ちょっと「困っている」と言うと、「解決策があります」と返ってきて、実際に解決してくれる。驚きが、いつのまにか信頼に変わっていきました。私たちにとっては、取引先や業者さんというよりも、一緒に事業を進めるパートナー、という言葉がいちばんしっくりきます。

——井村さんは、この伴走をどう振り返りますか?

井村さん:「前例は、自分たちでつくっていくもの」と思っていたので、大変というよりも、挑戦として楽しめました。進めるなかで、社員でありながら、お客さま側のスタッフでもあるような、パートナーとしての感覚を実感したんです。自分の提案が採用されて、理想の形に近づいていく。唯一無二のホテルを一緒につくり上げていく。そのワクワクが、いちばん大きかったです。

——これから、NTT西日本と井村さんに期待することは?

川上さん:まだまだ、できることがあるんだろうなと思っています。井村さんは、いつもそばにいてくれる存在で。スタッフとよく「ホテルの制服を着ていても、おかしくないよね」と話しているくらいなんです。

川上さんと井村さん
「スタッフになってほしいくらい」と語る川上さん。
取引先という言葉では、もう収まらない関係になっている。

「困った」と言えば「解決策がある」。その積み重ねが、驚きを信頼に変えて、ふたりを“一緒につくる仲間”にしていったんだね。これから、どんな景色を一緒に描いていくのか、気になるなあ。

ウインクするモグラ

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