はじめてのアニメのCM。どんな想いから生まれたんだろう?
1.NTT西日本がはじめてのアニメCMで伝えたかった「通信だけじゃない未来」
2026年3月から流れはじめた、NTT西日本の新しいCM。やわらかな線で描かれた高校生が、海辺の街で暮らす——そんなアニメCMです。まずは、このCMで伝えたかったことから伺いました。
——今回のCMで、最も伝えたかったことは何でしょうか?
村井さん:NTT西日本は通信の会社というイメージが強いと思うのですが、通信だけではなく、それを基盤にいろいろな技術やアイデアを重ね合わせて、地域のみなさんと一緒に未来をつくっていく存在だということを伝えたかったんです。CMの中にはいくつか技術が登場しますが、それを前面に押し出すというよりは、自然と暮らしの中に溶け込んでいる世界観を描きました。少し先の未来に、私たちの取り組みがこんなふうにいきていったらいいな、という思いも込めています。
——ゼロからつくったオリジナルのアニメCMは、今回が初めてだそうですね。
村井さん:はい、オリジナルのフルアニメは、これが初めてです。これまでもCMでアニメを使うこと自体はあったのですが、それは既存のキャラクターを活用して表現するものでした。今回のように、ストーリーもキャラクターも、舞台になる海辺の街並みまで、すべてゼロから完全にオリジナルでつくり上げるのは、NTT西日本にとってまったく新しい挑戦だったんです。
大石さん:これまでのCMとは、企画そのものが根本から違いました。ここまで思い切って制作手法を変えたのは、ちょうど会社が、社名やCI・ロゴを新たにする大きな転換期を迎えていたからなんです。新たに踏み出すこのタイミングだからこそ、表現方法そのものから刷新する。その象徴的な第一歩が、はじめてのオリジナルアニメCMになる、という考え方でした。
技術を、暮らしの中にそっとなじませる。そういう未来を描きたかったんだね。
