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不安は転機だ。越境活動がキャリアを変える|E-1グランプリ2025ファイナル

不安は転機だ。越境活動がキャリアを変える|E-1グランプリ2025ファイナル
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この記事の目次

この記事の内容【読了時間9分】

NTT西日本グループには、社内ダブルワークやボランティアなど、本業以外の挑戦である「越境活動」に取り組む社員を称賛する「E-1グランプリ」があるんだ。今回で2回目の開催。どんな人たちが選ばれているのか、どんな挑戦をしているのか気になるよね。さっそく話を聞いてきたよ。

E-1グランプリって、どんな人がエントリーしているんだろう?

1.越境の挑戦が集う。「E-1グランプリ2025」ファイナル開催

2026年2月26日(木)、越境活動に取り組む社員を称賛し、人材発掘をめざす「E-1グランプリ2025」のファイナルプレゼンが、QUINTBRIDGE(大阪市、以下QB)で開催されました。

本年度のエントリー対象は、2025年1月から12月にかけての越境活動エピソードです。約40名がエントリーし、2月18日(水)に行われたセミファイナルプレゼンには、書類審査(一次審査)を通過した12名が登壇しました。

出揃ったエピソードは、いずれも組織への還元を意識したものが中心でした。各地から集まった発表者が、配信を通じて応援してくれる職場の仲間へ感謝を伝える場面も見られ、会場は温かな雰囲気に包まれていました。

ファイナルプレゼンは、現地観覧者約70名に加え配信視聴者約200名が見守る中でスタートしました。

「越境活動」とは?

本業以外での自発的な挑戦(社内ダブルワーク、副業、ボランティア、研修プログラムなど)をさします。変化の激しい現代において、多様な経験や視点を持つ人材の育成につながる取り組みとして、多くの企業で注目されています。

セミファイナルでのトークセッションの様子
セミファイナルではプレゼンのほか代表者によるトークセッションも行われました

挑戦するのは個人。でも、その一歩の裏には、周囲の支えがあるんだね。

モグラ

ここからは、ファイナリストの2名に話を聞いてみたよ!

2.越境の一歩は、葛藤から始まる

ファイナルの舞台に登壇した12名が語ったのは、華やかな成果だけではありません。「今の仕事が合っているのか迷っていた」「スキル不足を感じていた」といった、越境活動の背景にある葛藤も語られました。

一歩を踏み出す後押しとなった職場の仲間の声や、新しい場所で気づいた自身の価値。持ち時間6分間には、それぞれの越境活動への思いが込められていました。

その中から、現地観覧者と配信視聴者の投票で選ばれた「オーディエンス賞」「優秀賞」の小篠さん、そして「最優秀賞」の酒井さんの発表をピックアップして紹介します。

【優秀賞・オーディエンス賞】
小篠 広幸(オザサ ヒロユキ)さん

小篠 広幸さん
NTTビジネスソリューションズ 
広島ビジネス営業部
小篠さん

〈発表タイトル〉

“越境×SNS”が新領域を切り開く

〈越境活動のきっかけ〉

学生時代にYouTubeやTikTokで総フォロワー数50万人を獲得した経験を強みに、入社後もSNSを活用したビジネスを模索していましたが、思うように成果が出ず行き詰まりを感じていました。そんな中、上長から「一度、市場調査をしてみては」と背中を押され、活動を本格的に始めました。

〈活動内容〉

SNSデータの分析を通じて、SNSリクルーティングというニーズを発見。2025年4月には、NTT西日本グループで初となるSNSを活用したリクルーティング案件の受注につなげました。さらに、社内ダブルワークとして標準提案書の作成や営業向け勉強会の実施にも取り組み、取り組みの横展開を進めています。

〈E-1グランプリ2025出場を決めた理由〉

自身の経験を発信することで、組織の挑戦を後押ししたいと考えたことに加え、出会いと発信の大切さを後輩にも伝えたいという思いから出場を決めました。

〈今後の活動について〉

越境活動を通じて生まれる価値を実感し、さらに挑戦の幅を広げていきたいと考えています。また、年次を問わず若手が挑戦できる環境に感謝しています。今後はNTT西日本グループの強みであるAIやデータ分析と掛け合わせ、新たな価値創出につなげていきます。

【最優秀賞】
酒井 佑太(サカイ ユウタ)さん

酒井 佑太さん
NTTビジネスソリューションズ 
エンタープライズビジネス営業部
酒井さん

〈発表タイトル〉

社外のデータ分析コミュニティにのめりこんでいたら日本有数の技術者になった話

〈越境活動のきっかけ〉

10年ほど前、データ分析ツール「Tableau」に出会い、その面白さに魅了されました。Tableauを仕事にしたいと考え、学び始めたことが活動のスタートです。

〈活動内容〉

まずはひたすら手を動かし、スキルを磨き続けました。さまざまなオーダーに応えられるようになるにつれて、社外での登壇など情報発信の機会も増加。Tableau公式アンバサダーに選出されるなど対外的な評価も高まり、2025年には可視化コンテスト「Viz Games」で日本一となりました。

〈E-1グランプリ2025出場を決めた理由〉

昨年、同じスペシャリストの粕渕さんが最優秀賞を受賞された姿に刺激を受けたことが大きなきっかけです。自分の取り組みが、誰かの一歩を後押しできればという思いでエントリーしました。これまでの活動を通じて、会社への還元にもつながっている手応えを感じており、結果にもこだわりたいという思いもありました。

〈今後の活動について〉

社内のパワフルな人たちとの出会いや、社外審査員からのコメントを通じて、越境活動の広がりと可能性を実感しました。また、上司や周囲の後押しがあることで挑戦が生まれていることにも気づき、越境活動を支える風土を強く感じました。現在は社会貢献活動として、自治体のオープンデータ整備に取り組んでおり、今後もデータ活用を通じた価値創出につなげていきたいと考えています。

越境が生む、個人と組織の好循環

各発表者からは、越境活動を通じて得た気づきや成長、そして新たな挑戦への意欲が語られました。年次や立場を問わず、多様なバックグラウンドを持つ社員が、自ら一歩を踏み出し、その経験を組織へ還元しようとする姿が印象的でした。

表彰式では、越境活動を後押しする上司や周囲の存在の重要性も語られました。E-1グランプリは、個人の挑戦が組織へと広がり、新たな価値を生み出していく、その循環を体現する場となっていました。

ファイナリスト12名と審査員の集合写真
ファイナリスト12名、
それぞれの表彰状を手に審査員の皆さんと

挑戦の背景には、現実との葛藤があるんだね。それを乗り越えた一歩は、自分だけでなく、次の誰かの一歩にもつながっていくんだね。

モグラ

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E-1グランプリが開催されたのは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」。会員同士が自由に交流し、それぞれの思いやアセットを共有しながら共創を進め、実社会での活用をめざす場です。