木村さんのキャリアのスタートをじっくり聞いてみたよ!
1.実業団アスリートから、声で支える仕事へ。
異色のキャリアが生まれた理由
——前職では実業団に入られていたというアスリートなんですよね。
小さい頃から活発なほうだったんですが、中学生の時に卓球部を選んだんです。もともと負けず嫌いなのと、粘り強い性格も幸いして中学校・高校とも全国大会へ進み、就職先も地元企業の実業団に入りました。
——前職ではどんなお仕事をされていたんですか?
窓口業務です。当時はお客さまが窓口に並んでズラリと待つんです。列をなしたお客さまから「まだかな」という視線を一身に受けるのは、今とは違うタイプのプレッシャーがありました。6年間勤めたのですが、出産を機に退職することになりました。
——どうして番号案内「104」のお仕事をしようと思われたんですか?
二人の子どもが小学校に上がった頃、「社会とのつながりが欲しいな」と感じたのがきっかけです。「予定に合わせて働ける、近くの仕事」という条件で、見つけたのが「104」でした。当時の私はPCを使った経験が全くなくて、求人広告に載っていた電話応対のイメージで入社したんです。「PCを使いながら応対するの!?」と、最初から不安に思ったのを覚えています。
——前職のお仕事とは全く違ったのではないですか。
お客さまが目の前にいるか、お電話の向こうにいるかという違いだけだと思います。お客さまの視線という圧がない分、お電話のほうが少し楽かな。とはいえ「104」では、1コールを約20秒ほどでさばいていきます。場合によってはご利用料金のかかるお客さまを気遣いながら、限られた情報に全神経を集中させてご案内していくのは、緊張感を伴う仕事でしたね。
1コール20秒!?全神経を集中させるなんて、まさに職人技!きっと“気持ちよく使ってもらいたい”って思いがあるからこそなんだろうね。
