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屋久島をつなぐ人たち。通信で「まもる」離島の暮らし

屋久島をつなぐ人たち。通信で「まもる」離島の暮らし
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この記事の目次

この記事の内容【読了時間9分】

「ねえねえ、知ってた?NTT西日本には、地域の“つながり”を支える現場のプロたちがいるんだよ!」
なかでも、ちょっと特別なのが“離島”での仕事。人も設備も限られた中で、島中の通信を守ってるって、すごくない?
今回はそんな離島のひとつ、鹿児島県・屋久島でがんばる社員さんたちを紹介するよ!
世界遺産にもなっている自然豊かなこの島で、島民の暮らしや観光を支える“通信の守り手”がどんなふうに働いているのか、じっくり聞いてきたんだ。

離島で働くとは?早速話を聞いてみよう!

1.その選択が、キャリアを変える。離島で働くという生き方

今回は、屋久島センタの皆さんをご紹介します。6人のメンバーで屋久島の通信を支えています。インタビューでは、屋久島センタ長を務める村田さんと、副センタ長を務める入木田さんにお話を伺いました!

屋久島センタの皆さん
左から、図師(ズシ)さん、福本(フクモト)さん、藤井(フジイ)課長、村田さん、入木田さん、遠矢(トオヤ)さん

interviewee 今回、話を聞いた人

村田 優さん

村田 優 (ムラタ マサル)さん 主任・屋久島センタ長

  • 屋久島勤務年数:4年目
  • 現在の従事業務:
    宅内/アクセス/ネットワーク/ドコモ基地局の保守・土木立会・センタ運営など全般
  • 過去の業務経歴:
    熊本で宅内オンサイト業務をメインに経験。成長系の業務経験もあり
入木田 浩孝さん

入木田 浩孝 (イリキダ ヒロタカ)さん 社員・副センタ長

  • 屋久島勤務年数:1年目
  • 現在の従事業務:
    宅内/アクセス/ネットワーク/ドコモ基地局の保守・土木立会・センタ運営など全般
  • 過去の業務経歴:
    福岡や沖縄(本島)で宅内オンサイト業務やビジネスエンジニアリング業務を経験

※記載の役職・所属は取材時点(2025年5月)時点の情報です

——村田さんは屋久島4年目、入木田さんは1年目ということですが、離島勤務が決まった時の気持ちはどうでしたか?離島勤務を経験して、その気持ちに変化はありましたか?

村田さん:離島と聞いた時、率直に面白そうだなと思いました。これまでやってきた自分の力がどこまで発揮できるか。環境や人間関係が変わるワクワクや楽しみが強かったです。実際に来てみると、今まで経験してこなかった業務が多く、一から覚えることも多かったですが、知識やスキルは確実に向上し、やりがいを持って楽しく働けています。

入木田さん:離島勤務と聞いた時は正直驚きましたが、生まれと育ちが同じ鹿児島県の下甑島で、生活面の想像はしやすかったです。沖縄勤務時代に離島に手伝いにいったこともあったため、何をするかある程度は分かっていたつもりでしたが、想像していた以上に業務が多岐に渡り、センター運営も自分たちで担い、決断もしなければいけないということで、大変と感じる時はあります。でもその分、責任の範囲や自分たちで対応できる範囲が広がり、やりがいも大きい。また、職場の雰囲気がとても良く、皆仲が良いなと実際に来てみて感じました。

“面白そう”って飛び込んだ村田さん、“想像以上”の現場でがんばる入木田さん。ふたりともすごい!

モグラ

島ならではの経験って、どんな可能性を生むのかな?

2.離島だからこそ育つ、多様な力とキャリアの可能性

——離島勤務の『仕事のやりがい』を教えてください。

村田さん:固定電話・携帯・ネット、島の通信を自分たちが守っているんだという思いは強いです。また、屋久島は観光で訪れる方も多いので、観光客の方々にも快適に過ごしていただけるよう、Wi-Fi環境の整備にも力を入れています。

入木田さん:お客様から生の声や感謝を直接聞ける点は、やりがいに直結しています。6人で島内通信全てを保守しているため、自分たちが屋久島を守っているという実感が大きいです。

——離島勤務で経験できる仕事、身に着けられるスキルを教えてください。

村田さん: 必要な知識やスキルが多岐に渡るため、マルチスキルが学べる最高峰の場所だと感じています。屋久島センタは人数が少なく、6人で様々なことを対応していかないといけないため、自分で立案して、作業をこなす機会が圧倒的に多い。私自身、離島に来るまでは言われた作業をすることが多かったですが、指示する人が人員不足な分、自主的なスキルレベルにため、知識やスキルも格段に上がっていると感じます。また、普段関わることのないお客さまと会う機会も非常に多いため、対人スキルも自然と身に付きます。

入木田さん:ネットワーク、土木立会、センタ運営など、大型センタでは分担化され、その一部だけを担当していたものを、離島では全ての担当で担う必要があるため、身につく知識やスキルも大いに思います。最初、役割分担や支度も明確さがあまりに驚きもありましたが、今ではやりがいに感じています。離島での経験はこれから先に生きていくと感じています。

——離島勤務の経験や培ったスキルを活かし、今後挑戦してみたい仕事(キャリアビジョン)を教えてください。

村田さん: これまではマネジメント経験はほぼ無い中で、いざセンタ長という役割を担い、当初は不安が大きかったのですが、上司やメンバに助けられながらやってくることができました。不安があっても、何とかできてきているという思いが強いです。私は離島の通信を守り、未来へつなげていくことで、将来的に離島経験者のロールモデルになれたらいいなと思っています。そのためにこれからも頑張っていきます。

入木田さん: ゆくゆくは大型センタを運営するマネジメント側にキャリアを歩みたいと考えています。離島に来てから幅広く業務を経験し、それぞれの仕事の意味の繋がりが見えてきました。この幅広い業務経験により、業務の視野が広がると思います。

インタビュー風景
インタビュー風景

離島ならではの経験と、少数精鋭で鍛えられた力。その全部が、どこでも通用するキャリアの宝物になって、未来をぐんと広げてくれるんだね!

モグラ

少人数のチームって、どんな雰囲気?ちょっとドキドキ。

3.支え合うチームで、人も育つ。離島という職場の魅力

——職場の雰囲気はどうですか?

村田さん:年齢が近いので和気あいあいと楽しくやっています。皆で焼肉に行ったり、またバーベキューをしたり。昨年の繁忙期は私がリーダーシップをとって乗り越えたのですが、一番良いなと思うのは皆が自主的に動いてくれるところです。業務や設備の状況も常に共有しています。分からないことはフォローし合い、助け合える関係性で、ギスギスもなく、フォローがあるから挑戦的にいられます。屋久島では若手が当事者意識を持って、一人ひとりが自立して動いてくれているので、安心して任せられます。

皆で屋久杉を見に行った際
去年の送別会は皆で屋久杉を見に!

——藤井課長にもお伺いさせてください。離島勤務を経験すると、社員はどんな成長が見込めると思われますか?

藤井さん: お2人からの話にもありましたが、マルチスキルを習得できる環境なので、一人でできる業務の幅を大きく広げてもらえると思います。離島でさまざまな業務を経験していく中で知識やスキルが高められるのはもちろんのこと、自身の興味やキャリアに対する気づきが得られると考えています。実際に離島勤務で気づきを得て、次に挑戦したいことや、めざすキャリアを主体的に伝えてくれる方が多いです。

藤井課長
藤井課長

チームで支え合いながら挑戦できるからこそ、新しいスキルもキャリアの気づきもどんどん増えていくんだね。

モグラ

オフの日はどこに行くんだろう。山に登る?海で遊ぶ?

4.自然とともに暮らす、家族の時間も大切にできる場所

——休日の過ごし方を教えてください。

村田さん: 山登り、居合い、神社巡り、天体観測(星がすごく綺麗で、港に行って流星群を眺めたり…)など色々です。自然が好きなので屋久島での生活はすごく恵まれていて、オフも充実しています。

図師さん・遠矢さん:屋久島に来た当初は戸惑いもありましたが、のんびり穏やかな環境で子どもが自由にのびのびと遊べるので、子育てしやすいと感じています。まだ子どもも小さいので、休日は家の近くの大きな公園で遊ぶことが多いですが、家族で釣りをしたり、川や海に遊びに行ったりもして、大自然を満喫しています。島内は、島出身の方だけでなく、私たちのように転勤で屋久島に来られた一般企業や公務員の子育て世代の方々もおり、育児や暮らしの情報交換をしています。本土より不便な点はあるかと思いますが(病院やお店の選択肢が少ないなど)屋久島での生活を家族でのんびり楽しんでいます。

山も海も星空も。自然を楽しみながら暮らすって素敵だね!

モグラ

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通信インフラの復旧には、日頃からの「BCP(事業継続計画)」が欠かせない。NTTでは災害時の通信確保に向け、【NTT西日本|災害時の通信確保に関する取り組み】のような支援体制を整えている。