INSメイトV30Tower ネーム・ディスプレイ対応版
■ネーム・ディスプレイを利用するには
本商品は、ナンバー・ディスプレイのオプションサービスであるネーム・ディスプレイをご利用になれます。電話がかかってくると、ネーム・ディスプレイに対応したアナログ通信機器に、電話番号とともにネーム・ディスプレイ情報を表示させることができます。 表示される発信者名は、かけてきた相手がNTT東日本またはNTT西日本に申し込みをした名前になります。
- 必要な契約
INSナンバー・ディスプレイ(有料)とネーム・ディスプレイ(有料)の契約が必要です。
- 必要な設定
アナログポートに、ネーム・ディスプレイ対応の電話機、ファクスを接続します。 アナログポートごとに、ナンバー・ディスプレイ発信者番号通知の設定、ネーム・ディスプレイ発信者名通知の設定が必要です。
機能 |
TELで設定
|
PCで設定
|
設定内容
|
ナンバー・ディスプレイ 発信者番号通知 |
機能番号:10 |
TEL1ポート設定画面/ TEL2ポート設定画面 「キャッチホン・番号通知」 |
「する」を選択する |
ネーム・ディスプレイ 発信者名通知 | 機能番号:88 |
TEL1ポート設定画面/ TEL2ポート設定画面 「キャッチホン・番号通知」 |
「する」を選択する |
■キャッチホン・ディスプレイ発信者番号通知設定をご利用のお客様へ
ナンバー・ディスプレイ発信者番号通知設定を「しない」、キャッチホン・ディスプレイ発信者番号通知設定を「する」でご利用になっていたお客様は、特に以下の設定についてご注意ください。
- キャッチホン・ディスプレイ発信者番号通知設定をご利用になるには、ナンバー・ディスプレイ発信者番号通知設定を「する」にしてください。
■設定ユーティリティ画面
ネーム・ディスプレイを利用するために下記画面にて設定を行ってください
※キャッチホン・ディスプレイ発信者番号通知およびネーム・ディスプレイ発信者名通知の設定は、ナンバー・ディスプレイ発信者番号通知を設定したときのみ有効です。
TEL1ポート設定画面(TEL2ポート設定画面も同様)

■ATコマンドで設定する場合は、以下の手順にしたがって設定してください。
- ターミナルソフトを利用して、INSメイトV30Towerに接続します。
- 書式にしたがって、ATコマンドを入力します。
ATコマンド表は以下の通りです。
データ定義 |
ATコマンド名称 |
初期値 |
データ範囲 |
ナンバー・ディスプレイ 発信者番号通知 |
TEL1 TEL2 |
AT$A9 AT$B9 |
0 |
0:しない 1:する |
機能 |
発信者番号をアナログ通信機器に通知をするかしないかを設定します。 |
設定例 |
AT$A9=1(TEL1の場合) |
ネーム・ディスプレイ 発信者名通知 | TEL1 TEL2 |
AT$A30 AT$B30 |
0 |
0:しない 1:する |
機能 |
発信者名をアナログ通信機器へ通知するかしないかを設定します。(注1) |
設定例 |
AT$A30=1(TEL1の場合) |
注1:ナンバー・ディスプレイ発信者番号通知設定が「する」でないと設定が有効になりません。
■プッシュホン(PB式)電話機で設定する場合は以下を参考に、取扱説明書の操作方法にしたがって設定してください。
ポート番号 |
機能番号 |
機能名称 |
区切り子 |
設定値 |
確定 |
1または2 |
10 |
ナンバー・ディスプレイ 発信者番号通知 |
* |
0:しない(初期値)、1:する |
# |
1または2 |
88 |
ネーム・ディスプレイ 発信者名通知 |
* |
0:しない(初期値)、1:する |
#
|
|